アララテのアプルビイ

マイケル・イネス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309801025
ISBN 10 : 4309801021
フォーマット
出版社
発行年月
2006年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,280p

内容詳細

Uボートの客船襲撃により南太平洋の孤島に漂着、「ロビンソン・クルーソー」ばりの無人島生活を始めた一行の間で殺人事件が発生。奇想天外な設定と意表をつく展開、奇妙なユーモアに満ちた前代未聞の探偵小説。

【著者紹介】
マイクル・イネス : 1906‐1994。本名ジョン・イネス・マッキントッシュ・スチュアート。スコットランドのエジンバラに生まれる。オクスフォード大学を卒業後、英文学教授として教鞭をとるかたわら、『学寮長の死』(36)、『ハムレット復讐せよ』(37)、『ある詩人への挽歌』(38)、『ストップ・プレス』(39)など、ジョン・アプルビイ警部シリーズを中心に四〇冊以上の長篇ミステリを発表。「探偵小説を過度に洗練されたジョークに変えた」とも評される、英国〈ファルス派〉探偵小説を代表する巨匠

今本渉 : 1961年大阪府生まれ。東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キムチ27 さん

    装丁から惚れて借りたんだが「金原先生訳ファンタジーの世界」の類だと思ったらちょいと違う。ピクチャレスクというジャンルのサスペンスだそうな。しかもイネスはとてつもなく教養がある作品を輩出。幻想ファンタジーとユーモアの再骨頂に位するかと。客船に乗り合わせた5人男女〜Uボートの攻撃にあい 漂流、とある島に上陸。殺人事件が起きるわ etc とはいうものの警察官アプルビイの語りが教養の香り高すぎて緊張に欠け。。一連の出来事が無くてもサロンでの語りで良かろうなものの。ロビンソン・クルーソー/スイスのロビンソン

  • 本木英朗 さん

    英国の本格ミステリ作家のひとりである、マイクル・イネスの長編のひとつである。俺は2007年に2回、08年に1回読んでおり、今回で4回目だ。名探偵、漂流する! 無人島に漂着した一行を待っていたのは……アプルビイ警部、南海の大冒険――という話である。まあ、ミステリではなくて冒険小説だったかなあ。それもオフビート加減満載の、ね。これはもう、各自読むしかないって。でもやっぱり昔の感想の方がよかったけれども、どこかに行ってしまったようだ。……とりあえず以上です。

  • rinakko さん

    久しぶしにマイクル・イネス、読むのは5冊目(好きなんだな…)。乗っていた客船本体が(たったの数行で)沈没した後、サンデッキのカフェにいたアプルビイを含む6名のみが助かり、天地が逆さまになったカフェを筏代わりにして海上を漂流する。いきなりそんなぁ…な、とんでもない作風が堪らない。

  • 紅はこべ さん

    アプルビイものの異色作。船が魚雷の直撃を受け、無人島に流れ着いたアプルビイ達船客。そこで船客の一人が殺されてという展開。作中にもタイトルが出る『スイスのロビンソン』(『ふしぎな島のフローネ』の原作)を下敷きにしたようなミステリ。謎解きにそんなに重点は置いていない。ラストのカタルシスに『シャム双生児の秘密』を連想した。

  • AR読書記録 さん

    はっはっは。なんだこりゃあ(いい意味で)。冗談のような逆境にあって冗談のようにペースを崩さないひとたち、これが英国人気質っちゅうもんかいねとまるっと信じちゃうと、いいように手玉にとられるってもんなんだろうが、しかしひとり小粒ながらピリッと刺激加えまくりのオーストラリア人の存在が、まあまたよいアクセント。ある意味密室殺人的な推理ものかと思ってたら、まあ話はころころと。ところでこれでもかと挿入されて教養主義をアッピールするよな引用の数々ですが、ある意味英国を知るには基本の書たちなのだろな。少しずつ読んでこ。

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マイケル・イネス

スコットランド、エディンバラ生まれ(1906‐94)。本名ジョン・イネス・マッキントッシュ・スチュアート。アデレード大学、オックスフォード大学等で英文学を講ずる。1936年、アプルビイ警部初登場作『学長の死』を発表。以後アプルビイ物に代表される長短編探偵小説のほか、英文学の研究書、自伝など、多くの著

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