図説 アレクサンドロス大王 ふくろうの本

森谷公俊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309762104
ISBN 10 : 4309762107
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
139p;22

内容詳細

英雄か―侵略者か―?世界征服を夢見た、その遥かなる東征の道を追う。ペルシア側からの視点も交えながら、詳細な実地調査による新発見の事実が明らかに。貴重写真多数。

目次 : 第1章 若きアレクサンドロス/ 第2章 小アジアの征服―前三三四〜三三三年/ 第3章 東地中海の制圧―前三三三〜三三一年/ 第4章 ガウガメラの決戦―前三三一年/ 第5章 ザグロス山脈を越えて―前三三一〜三三〇年/ 第6章 ペルセポリス炎上―前三三〇年/ 第7章 ダレイオス三世の最期―前三三〇年

【著者紹介】
森谷公俊 : 1956年、徳島県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程、東京都立大学助手を経て、帝京大学文学部史学科教授。専攻は古代ギリシア史・マケドニア史、研究テーマはアレクサンドロス大王。2011〜13年、イランにおいてアレクサンドロス遠征経路の調査を行ない、これをふまえてアケメネス朝ペルシアの実態解明にも取り組んでいる

鈴木革 : 1956年、秋田県生まれ。東京理科大学理工学部卒業。1985年、コンピュータエンジニアをリタイヤ。開放間もないチベット奥地を撮影行。その後も途上国や秘境の歴史文化、自然を撮影し、各種雑誌に発表。これまで五〇カ国以上、二〇〇カ所近い世界遺産を訪れた。2005年「アレクサンドロスの足跡」を陸路の旅に求め、ギリシア、トルコを皮切りに撮影を開始。ギリシアからインドに及ぶ長大な旅を敢行する。また南部アフリカのカラハリ地方にも惹かれ、各国の取材を敢行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Koning さん

    歴史家と写真家の二人がイラン国内を巡ってペルセポリスへのマケドニア軍の足跡を辿る1冊。若き日のカイロネイアからイッソス、ガウガメラの戦いにペルシア門での戦闘と特に終盤の進撃路、迂回路に関して通説とは違うルートを見つけてたり、という新発見を基準にしてるとこは色々とワクワクする。彼の大遠征の軍事的側面を補給や現地住民の民心といった面からもちゃんと書いてあってこのテーマの入門書としては凄くいいんじゃないか?という感じ。ダレイオス三世の最後についての記述も良いしこれは久々の大ヒット(個人的に)。

  • ピオリーヌ さん

    写真は写真家の鈴木革氏が提供。アレクサンドロス大王の生涯につき、東方遠征でいう前半であるダレイオス三世の死までが書かれる。この本の特色は何より豊富な写真。スーサからペルセポリスへの経路、ペルシア門での戦闘と大王の迂回路、ダレイオス三世追撃行の場面には、2011年の、「イランにおけるアレクサンドロス遠征経路の実地調査」が反映されているとのこと。この調査は日本人だからこそ可能(現在の政治情勢の為、欧米の研究者の調査は事実上不可能)という言葉は重い。「満身創痍のアレクサンドロス」等のコラムも面白い。

  • 魚京童! さん

    未だに立ち位置がわからん。

  • ユキモリ さん

    アレクサンドロス大王の東方遠征を著者と写真家が辿った図説本。ダレイオス三世が亡くなるまでに重点が置かれていて、今は入れないような場所まで写真で見られることが有難い。それにしても東方遠征に出てから体がボロボロになるまで戦い詰めで、一度も帰還することなく夢の途中で若くして亡くなった英雄のなんと凄まじい一生だったことか。著者は別の著作でもアレクサンドロスに辛辣な感想をお持ちだけれど、この歴史に一段と大きく輝く存在はあまりにも魅力的でその眩しさに目をくらまされてしまう。

  • futabakouji2 さん

    ペルシャ門を巡る戦場を実際に調査する項目が圧巻。崖が高いわ、道は狭い、山がそり立ち移動が困難な場所でよく戦えたと驚き。作者はまるで山登りしているみたいだったとも書いている。 大王の死に関する考察も素晴らしい。ヨーロッパからインドまでの大遠征だが、大王は各地で病気になる。インドでは死に書ける大怪我を負う。マケドニアの人がインドのスコール、イランの砂風に耐えるのはかなり辛かったであろう。暗殺ではなく、たび重なる遠征と風土病でもう体はボロボロだったのではないかという説明は納得がいく。(52分)

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森谷公俊

帝京大学名誉教授。1956年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専門は古代ギリシャ・マケドニア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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