ドッペル ものがたりうむ河出物語館

芦原すなお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309731254
ISBN 10 : 4309731252
フォーマット
出版社
発行年月
1997年12月
日本
追加情報
:
20cm,112p

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    基本的に、多数の……が……であったという話。「ドッペル」というタイトルの意味は、もっと強力にこの点にかかっている。特定の時代や場所・国を想定していないようで、全体を寓話として読むべきだろう。予定調和として伏線が回収されてしまうのが、かえって蛇足のように思える物語。ここで話を未来に開けた形になっていたら、もっとおもしろくなっていたかもしれない。

  • つきと さん

    平行世界かと思ったらタイムトラベル、でもなくて死に際の走馬灯かと思いきや老人が見た夢。万華鏡のような不思議な物語。見方によって解釈は変わるし読む人によっても変わる。ドゥンケルとナーメンロスの憎まれ口の叩きあいが楽しい。

  • 卯月 さん

    再読。ぼくはこの世の時間や場所の外にいるのかもしれない。名前も何も覚えていない少年「ぼく」は、知りたいことを知るために、不思議な知恵があるという爺さんを探しに行くことになったが。買って初読した十代の時は、話の方向が期待と違って「え、こんなオチ?」と落胆した覚えがあって、再読したら手離そうと考えていたのだが、今読むとこれはこれで味わいがあるな。児童書ではあるが、老人が自分の人生を振り返る感慨は、大人になってから読んだほうが理解できるのかも。相棒のトカゲのドゥンケルが面白い。「長い旅だったなあ、ナーメンロス」

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人物・団体紹介

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芦原すなお

1949年、香川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。同大学院博士課程中退。1990年、『青春デンデケデケデケ』で第二七回文藝賞、91年、同作品で第一〇五回直木賞受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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