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バ-ジン

Kyoko Okazaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309728261
ISBN 10 : 430972826X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2002
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    岡崎京子第一作品集。過去を振り返る行為は、読書においても、ときに残酷さを伴う。この、初期中の初期作品は、のちの岡崎京子の作品と比べると、のどかさというか、無邪気さというか、そんな雰囲気に満ちている。新装版のあとがきで彼女が述べているように「若気の至りと乱暴さに頬がポーと赤らむ」、そういう気恥ずかしさが正直あるのだ。しかし、と同時に、この初期作品の中でも、登場人物達は世界に対して敏感だ。敏感ゆえに、これから訪れるだろう「何か」に気付いてもいる。のちの岡崎の作品の登場人物達のように。(つづく)

  • 龍國竣/リュウゴク

    作者の第一作品集。詩的で流れる側面を強く感じる、絵がとてもセンスの良い短編集。回収しきれない物語が、逆に流れていくような漂うような感触を与えてくれる。ほんわかした女の子が、無邪気にはしゃいでいる様子を眺めているような読み心地。原点はかわいらしい。

  • うつぼ

    大島弓子にすごく近い気がする。他のお話を読んでても、岡崎京子と24年組のつながりをそこまで意識しなかったのだけど、初期作品は、あれ、このテンポ、大島弓子じゃない?って感じるシーンがいくつかあった。

  • 奈良県

    描きたいものを詰め込んだ、みずみずしい短編集。この本に出てくる女子高生たちは恋愛に憧れているかと思えば、食べ物と引き換えにセックスしていて、愛しいなぁと思った。

  • an

    センスがすごい。絵が古くて抵抗がある、という人はこの本から読んでみたらいいと思う。おじさんの描き方とか、ほんとに今読んでもセンスがいいとしかいえない。

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