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森 岡崎京子未刊作品集

Kyoko Okazaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396765293
ISBN 10 : 4396765290
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こばまり

    【再読】私の青春時代は岡崎京子先生なくしては語れません。今振り返ると、若さにつきものの過剰な自意識や、モヤモヤしたものを吸い取ってくれていたように思えます。

  • neimu

    「もう森へなんか行かない」と言ったのは誰だったか。森は秘密めいている。森は人を誘い込み離そうとしない。人は森に惹かれ、森の中で迷い、出口を探そうとして遭難する。森には死が溢れている。生と隣り合わせの様々な死が。出会いと別れが。再生を夢見ていたのだろうか。再会? 再開? 作者が第2話を書かないまま、未完で終わってしまった「森」の中には、まるで、(漫画家)人生の終わりを予感したような死が散りばめられている。日常のささやかな人との触れ合い。会話、まなざし、約束、それらを通り越して残酷な運命に翻弄される私達。

  • ぐうぐう

    とても複雑な気持ちになる。『ヘルタースケルター』終了直後に始まった新連載『森』の第1話が、本書には収録されている。1話が描かれた直後に事故に遭い、岡崎京子は私達の前から姿を消した。その後、くわしい容態が伝わって来ないまま、初単行本化や、未収録作品集、新装版があいついで刊行されていく。いつか復帰するのではないかという、わずかな希望を残しながら。しかし、事故から15年後の、この『森』の単行本化は、その希望を打ち砕くかのようなインパクトがある。(つづく)

  • うる

    未刊の作品が載っている作品集。 表題作の森はとても続きが気になる。全三話で予定されていたようである。 複数の短編とイラストが沢山載っており、今の時代でも楽しんで読むことが出来る。 彼女の他作品も更に読み続けたい。

  • なまけもの

    未完の名作。過去作品を順に追っていくと鼻の穴とどこか目の据わった重いまぶたの表現が確立されてくるのがわかる。90年代を生きた若者の「顔」の象徴だなと思った。

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