読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• Bugsy Malone さん

  読了日：2023/02/07

  大伴昌司、その名は若い頃からフリーの身で円谷プロに出入りし｢怪獣解剖図｣や｢怪獣画報｣等を企画・構成、僅か36歳という若さで急逝されてしまった、怪獣好きにとっては伝説ともいえる名前。｢少年マガジン｣に連載されていた図解特集の妖しげな雰囲気は今でも忘れられず、本書のみうらじゅんさんのインタビューでの『解剖図に対する本物では無い｢変｣っていう部分』にはとっても共感してしまいました。本書に集約された子供の頃間違いなく影響を受けたかつてのビジュアル、それらはまた、驚くばかりの先見性に満ちていました。

• Panzer Leader さん

  読了日：2020/08/11

  子供の頃むさぼるように眺めた怪獣の解剖図・サンダーバードの秘密基地・ウルトラ怪獣図鑑。リアルタイムだったから懐かしい思い出いっぱい。自分は大伴昌司は怪獣博士としか思っていなかったが、それだけに留まらず様々な分野で活躍した先駆者だったんだなと再認識。ただ判型が小さいので折角大図解全体が掲載されていても、細かすぎて読めないのは残念でした。

• おーしつ さん

  読了日：2012/10/21

  大伴昌司について、氏の代表的な仕事である「大図解」を中心に、生い立ちや関係者の証言も交えまとめられた一冊。 「大図解」についてはリアルタイムではないが、「怪獣図鑑」などで知ってはいたし、「少年マガジン」に関する関連本でも馴染みはあったが、ご本人についてはほとんど知らないことばかりでした。 仕事を愛し、だからこそ仕事に厳しい方だったのだな。 今でも、とは言わないが例えばあと10年長生きされていたとしても、その間にどういう仕事をしたかと思うと本当に早逝が惜しまれる。 確かにみうらじゅんは直系の「チルドレン」だ

• 冬佳彰 さん

  読了日：2021/07/04

  責任とってよ！なんてこたあ、俺の人徳のせいか、この長い人生の間、言われたことはない。でも、本書と、この大伴昌司さんの存在を知って、俺は「責任とってよ！」と言いたくなったなあ。故人、にだが。1936年から1973年という短い人生で、少年雑誌の企画、構成、レイアウトやライター、脚本、映画評論などをされた方らしい。で、俺の子供時代にばっちりかぶっているのが、少年漫画誌の巻頭特集とかだな。なんだ、本書に掲載されたページは、ほとんど見た記憶がある。（続く）

• neimu さん

  読了日：2012/08/22

  弥生美術館にて購入。展示を見ると、リアルタイムで少年マガジンを読んでいた人間にとっては懐かしいものばかりで、手元に置きたくなってしまった。こういうものに無意識に影響されて小学生時代をすごしたんだなあと改めて再認識。うーん、心は少年だったのかな。

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