東方見聞録 世界探検全集

マルコ・ポーロ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309711812
ISBN 10 : 4309711812
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
341p;19

内容詳細

稀代の大ぼらふきか?偉大なる冒険家か?未知なる世界を記述した奇想天外な冒険譚。父が残したフビライ・ハーンとの約束を果たすため、ヴェニスの商人マルコ・ポーロはアジアへと旅立った。小アジア、ペルシア、パミール高原、タクラマカン砂漠を経て元が席捲する中国へ。そこには見るものを圧倒する絢爛な文明が待ち受けていた…西洋に東洋の存在を知らしめ、大航海時代の原動力となった旅行記の古典。

目次 : 第1編 小アルメニアから上都開平府のフビライ・ハーンの宮廷にいたる旅行中に見聞した諸国のこと(小アルメニア/ トルコマニア ほか)/ 第2編(フビライ・ハーン、その宮廷と首都/ カタイの西部および西南部への旅/ カタイの南部とマンジへの旅)/ 第3編 日本、南海諸島、南インド、インド洋の沿岸及び諸島(マンジの商船とインド洋で使用される船/ チパング島と大ハーンの軍の遠征 ほか)/ 第4編 タタールの君主の間の戦争と北方諸国のこと(大トルコ/ ハイドゥとフビライ・ハーンとの戦争 ほか)

【著者紹介】
マルコ・ポーロ : 1254?‐1324。ヴェニスの商人で旅行家。宝石商であった父に従い1271年東方に向かって旅立ち、小アジア・中近東・パミール高原を経て1275年北京に到達した。元のフビライ・ハーンに重用され、官吏としておよそ16年にわたり元朝に仕えたが、1295年ヴェニスに帰還。日本の初紹介を含んだ彼の見聞録は当時の西洋人に極めて鮮烈な衝撃を与え、西洋人の東方に関する貴重な情報源となった

青木富太郎 : 1908‐1988。東京に生まれる。1933年東京大学文学部東洋史学科を卒業。蒙古研究所、東亜研究所等の勤務を経て、1949年高知大学文理学部教授となる。その後、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    いやいやいやちょっと待ってちょっと待って。確かに金も真珠もとれるけど、そんなに豊富なら民もっと豊かになってますって。ましてや鎌倉でしょ。そんなに金山とか組織的にできてなかったはずだ。フビライ・ハーンはこの豊かな国を狙って襲ってきた(元寇)らしい。おかげで鎌倉幕府は滅亡の一途をたどる。その時歴史は動いた!ムラヒダ地方では山の老人アロアディンが美しい庭園と楼閣と宮殿に住んでいた。川には蜂蜜、葡萄酒、牛乳、水がそれぞれたっぷりと流れていた。美女が様々な楽器をかき鳴らし、歌い踊る(ちょっと川端康成み)。

  • 豆電球 さん

    今の時代に見合った書物では決してないですが、当時の人達にとっては衝撃的だったに違いないでしょうね。チパングについて書かれているのはたかだか数ページ。そのたった数ページの日本という国の紹介を読んで、今まで考えもしなかったけれど島国というものはなんだかとても未知であり、その分蠱惑的な魅力を持っているのだろうなぁとガツンときた事は否めません。(鎌倉時代の日本に黄金の城があっただなんてとんでもない大ボラですけどね😅)個人的にはチート級に強いハイドゥの王女の話が面白かった。彼女は結局のところ結婚出来たのかな。

  • さぶろうの領土 さん

    河出書房新社版の特徴は@抄訳A注釈がほとんどないBレイアウトがシンプルで読みやすい。@とAは一見すると欠点のように思えるかもしれないが、否!読み方次第でコレは長所にもなりうる。というか、たぶん出版社も意図してこういう作り方したんだと思う。私がこういう本を読む時は 出来るだけ現代の日本人であることを忘れ、尚且つ 出版された当時の感覚を想像しながら読む。マルコポーロとかいうヴェネツィアの商人が出した、未知なる東方への旅の記録を、スゲースゲー言いながら読むのだ。

  • カエル子 さん

    キリスト教なら「奇跡」で、イスラム教徒なら「インチキ」というスタンスが徹底していて、そこはかなりおもしろい。各地で見聞きしたことを細部に至るまで記憶できたわけもなく、ほとんどが嘘……もうすこし柔らかく言うなら記憶違いで歪んだ報告書という感じですね。伝聞を自分で見てきたかのように脚色や誇張をして語っている部分も多そう。とりあえずチパングの出番が少なすぎて仰け反ったわ笑。しかしまぁ、解説にあるとおりこのような記録が残っていることが貴重なわけで、興味深い追体験をさせてもらったという気分です。

  • ポルターガイスト さん

    思ったよりインチキ記述が多くて怪しいがまあ面白いからいいか。

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マルコ・ポーロ

1254?‐1324。ヴェニスの商人で旅行家。宝石商であった父に従い1271年東方に向かって旅立ち、小アジア・中近東・パミール高原を経て1275年北京に到達した。元のフビライ・ハーンに重用され、官吏としておよそ16年にわたり元朝に仕えたが、1295年ヴェニスに帰還。日本の初紹介を含んだ彼の見聞録は当

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