読者はどこにいるのか 書物の中の私たち 河出ブックス

石原千秋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309624013
ISBN 10 : 4309624014
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
19cm,219p

内容詳細

文章が読まれているとき、そこでは何が起こっているのか。「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営為にいっそうの深みを与える「読者論」のエッセンス。

【著者紹介】
石原千秋 : 1955年、東京都生まれ。成城大学大学院文学研究科博士課程後期中退。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(日本近代文学)。夏目漱石から村上春樹まで、小説の斬新な読解に定評がある。受験国語に関する本も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ステビア さん

    わかったようなわからないような

  • 三柴ゆよし さん

    「内面を書かなくても読者は内面を読み、内面の共同体を形成する。それが現代社会に生きる読者を拘束しているパラダイムではないだろうか」。読者論には疎いのでちぐはぐな読みをしている可能性も大いにあるが、「読者はどこにいるのか」という問いは、言い換えれば「私たちはなにをどのように読んでいる(あるいは読んできた)のか」という非常に重要な問題提起であるように思う。小説を「読む」という営為そのものが「異化」されていくような刺激的な論考だった。

  • リカステ さん

    入門編として。それでもやはりまだまだ理解できないところもあるわけで、先は長いなと。この中に引用されている文献はきっと基本的なものばかりだろうに、全然読んでない……。教養って大事だなと思う。素直に、もっと勉強したいと思わせられた。文学理論って難しいけど面白い。

  • 雫 さん

    芥川龍之介、夏目漱石……ばかりか「きらきらひかる」や「容疑者Xの献身」についての言及がありおもしろい。流行憂鬱の解説で、檸檬がくるりと向きをかえた気分

  • よみこ さん

    物語の構造を調べてみたくて、薦めて頂いた本です。所々難しくて読み飛ばしてしまった部分もありましたが、新たな発見の多い本でした。ここからさらに飛躍して学びを深めていけたらと思います。

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人物・団体紹介

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石原千秋

1955(昭和30)年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。早稲田大学教育学部教授。専攻は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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