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死体が教えてくれたこと 14歳の世渡り術

上野正彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309617152
ISBN 10 : 4309617158
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan

Content Description

「君たちは、何をしたいだろうか。与えられた命を、どう生きていくのだろうか」2万体の検死解剖を行った法医学の第一人者が、若者に向けて命の大切さを伝える。

目次 : 第1章 私は監察医という仕事をしています(事件や事故で死ぬ人びとがほうむられるまで/ 監察医制度は全国制度ではない ほか)/ 第2章 なぜ監察医になったのか(「赤ひげ」だった父/ 医は仁術なり ほか)/ 第3章 2万体の死体と語った(忘れられない事件/ 初めて見た刑事の涙 ほか)/ 第4章 人が死ぬということ(いじめによる自殺/ 死にたいは、生きたいということ ほか)/ 第5章 未来を生きる君たちへ(死とは生きるということ/ 自分とは何なのか ほか)

【著者紹介】
上野正彦 : 1929年、茨城県生まれ。医学博士。元東京都監察医務院院長。54年、東邦医科大学医学部(現・東邦大学医学部)卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。59年、東京都監察医務院監察医となり、84年に同院長に就任。89年に退官後は法医学評論家として執筆、テレビ出演など幅広く活躍。厚生省医道審議会委員(死体解剖資格審議部会)、杏林大学医学部客員教授、日本被害者学会理事なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ままこ

    児童書コーナーにあった本。御歳89歳になる上野先生がこれまで体験されたことや法医学に携わってきたことで感じたことが書かれている。「あしたのジョー」のあのラストシーンの生死まで鑑定されていたとは驚き。法医学が雑学といわれる所以など興味深く読ませていただきました。「心が通じ合っていれば…心の中があの世かもしれないと思う」奥様と愛犬の死別の章は心に残る。多感な年頃の子供向けに指針を示す本だが大人にも色々と感ずるものがあった。

  • たっくん

    元東京都監察院院長、監察医上野正彦氏。25歳で医師になったが、法医学を専攻したので、生きている人には縁がなくななる。亡くなった人を検死したり、解剖して死因を究明したりする監察医を激動の昭和の時代30年間勤め、その間2万体の変死者に向き合ってきた・・「我思う、ゆえに、我あり」自分はなぜここにいるのか、そういうことを考えること自体が自分が存在する証明であると、上野氏が10代の若者に語る。数々の感動を誘う含蓄ある示唆に若者だけでなく、大人たちにも読んでもらいたい一冊。良書。

  • ふぅわん

    【10代思春期の方、子を持つ親に読んでほしい】とても素晴らしい本。グッとくる(涙)監察医を目指した理由、経験談、「あしたのジョー」の鑑定などなど命について記載あり。「死んだ人こそ、名医に診てもらわなければならない」「金よりも命がけで大事、医者は商売ではない」「人は流れる水のように素直であってほしい」「死にたいは生きたいということ」未来を担う若者への優しく力強いメッセージで溢れている。今まさに苦しんでいる若者には、すぐ読んでほしい。【自由に、おおらかに、存分に生きよ】沢山の人に読んでほしい!教育関係の方も。

  • そら

    監察医の上野正彦先生の本は何冊か読みお名前を知っていたので、たまたま図書館で見つけ手に取った。中学生に向けた人生の教科書のような内容で、産まれ育った環境や、貧しい人を助けるような医者だった父親のこと、戦争体験から監察医になった経緯まで上野さんの生き様が描かれている。検死や解剖をしたご遺体の話には亡くなった方のリアルな人生があり、命の大切さや生きるということがわかりやすくシンプルに書かれている。自殺者が多い現代、"死にたいは、生きたいということ"と言うメッセージが響いた。大人が読んでも心に残る内容だった。

  • たまきら

    上野先生の本は数々読んできましたが、「14歳の世渡り術」として書かれてこの本は素晴らしかったです。90を過ぎた元監察医の回顧録ですが、お金は二の次で人を助けた町医者であった父親の話、末期がんで亡くなられた奥様や、一時不登校になった息子さんの話…。著者の人生全てに「生きる」の大切な要素がつまっています。上野先生、素晴らしいメッセージをありがとう。

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