埴谷雄高作品集 15

埴谷雄高

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309607658
ISBN 10 : 4309607659
フォーマット
出版社
発行年月
1981年01月
日本
追加情報
:
22cm,344p

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読書メーターレビュー

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  • たんかともま さん

    かなり台湾での体験が埴谷を形作っているのだとわかった。あえてその部分を直接滲ませないようにはしているのだろうけれど、日本から離れた出発点だからこそ、理想的な日本人や抽象を描くのかもしれない。また、独房もやはり埴谷を形作った要因のひとつであり、生々しさより観念的な作風の原因だろう。感覚と思考についての言及で、考える小説が少なく、武田の『富士』のような全員思索者の作品は珍しいと語っており納得。日本の小説は感覚よりで、かつ、私詳説になりがちだ。回想は情景が浮かび、ある種私小説的なお喋りで『死霊』とは違う読後感。

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人物・団体紹介

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埴谷雄高

1909・12・19〜97・2・19。小説家、評論家。台湾新竹生まれ。本籍は福島県相馬郡小高町。日本大学予科中退。31年日本共産党へ入党。32年同志宅で逮捕、2ヵ月弱の留置の後、不敬罪及び治安維持法違反で起訴、豊多摩刑務所に送監、33年に上申書を提出し、懲役2年執行猶予4年の判決を受ける。39年同人

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