ダ・ヴィンチの遺言 「万能の天才」が私たちに残した謎と不思議とは? KAWADE夢新書

池上英洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309503165
ISBN 10 : 4309503160
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
追加情報
:
18cm,215p

内容詳細

芸術家をはじめ、ありとあらゆる学問分野で超人的な才能を発揮したレオナルド・ダ・ヴィンチ。驚くべき才能はいかにして開花したのか。ベールに包まれた偉大な天才の秘密に迫る。

【著者紹介】
池上英洋 : 1967年、広島県生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修了。専門は西洋美術史。イタリアと香港の研究機関で研究・執筆したのち、現在、恵泉女学園大学助教授。レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、中世からバロック時代の芸術家の分析を通じて、社会構造や思想状況を明らかにする方法に定評がある。2005年、東京で開かれた国際シンポジウム「レオナルド/天才の挑戦」では司会を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遊未 さん

    等身大の人間レオナルドについての一冊。その生涯、少ない作品、残された手稿から時代背景まで暖かく紹介されている。両親に縁薄かったが、私生児とはいえ父親代わりに恵まれ、実の父親は実力者で助力があったかもしれないこと。母親の晩年に短い年月でも共に生活できたと考えることができれば、本当に救われる。美貌で不肖の弟子、後事を託した愛弟子のこともわかりやすい。また、「優秀なパトロン」イル・マニーフィコの外交政策、フランスに招いたフランソワ一世の思惑も興味深い。

  • こう さん

    ダ・ヴィンチの生い立ちから晩年までのひと通りの流れを理解できる。ミケランジェロのように裕福な家の出身でなく、底辺からの出発。結局お金については豊かな思いをすることはなかったが、その状況をなんとかしたいという想いはあった。そんな中でいくつかの有名な作品はできているが、完成までもっていけた作品は習作の数と比べるとかなり少なかったらしい。習作も素晴らしいものが沢山あったはずなのに彼の死語にそれを受け継いだ何代か後の人によって失われてしまったのだと。全て揃ってたらさらにすごい人だったことがわかったはず。

  • 樹海迷路 さん

    ダ・ヴィンチを知る上でとても参考になった。リラの名手だったことは何かで読んだことがあったが、本書でダ・ヴィンチが最初、音楽家として脚光を浴びたこと、総合演出家として名を馳せたことにも驚いた。それにしても、ありあまる才能がありながら、なんと不遇な人であったか!

  • akazu1 さん

    ダヴィンチ全般の解説書。彼がオールマイティだったことは本書を通じて十分思い知らされましたが、欲を言えば絵画好きなわたしとしては絵の解説がもう少し欲しかったです。当時の画家の唯一性の低さや、待遇の低さを知り、ルネサンスって結構シビアだなーと感じました。まさか戦国時代だったとは!びっくり。最後のほうのダヴィンチ・コードの解説は、わたしが読んでいないせいかダルかったです…

  • komeri さん

    図書館本:レオナルド・ダ・ヴィンチは万能の天才と言われているが、彼一人だけが万能ではなかったことを知って驚きました。彼の作品は少なくとも成功した人物だと思っていたけど、挫折の連続であったことが衝撃的でした。

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池上英洋

美術史家・東京造形大学教授。1967年広島県生まれ。東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。日本文藝家協会会員

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