アーシュラ・K・ル=グウィン

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いまファンタジーにできること 河出文庫

アーシュラ・K・ル=グウィン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309467498
ISBN 10 : 4309467490
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;15

内容詳細

指輪物語、ピーターラビット、ドリトル先生物語、ゲド戦記から、ハリー・ポッターまで。ファンタジーや児童文学の名作・話題作を読み解きながらその本質を明らかに。「内なる荒野」「子どもの本の動物たち」「子どもはどうしてファンタジーを読みたがるのか」など、著者の慧眼と深い見識、フィクションへの信頼が感動をよぶエッセイ集。

目次 : ファンタジーについて前提とされているいくつかのこと/ 内なる荒野/ ピーターラビット再読/ 批評家たち、怪物たち、ファンタジーの紡ぎ手たち/ 子どもの本の動物たち/ YA文学のヤングアダルト/ メッセージについてのメッセージ/ 子どもはどうしてファンタジーを読みたがるのか/ 付録 『スーパーマウス』第1話

【著者紹介】
アーシュラ・K・ル=グウィン : 1929年、カリフォルニア州生まれ。62年のデビュー以来、斬新なSF・ファンタジー作品を次々に発表。ネビュラ賞、ヒューゴー賞、ローカス賞など多くの受賞歴を誇り、「米国SF界の女王」と呼ばれる。著書に“ゲド戦記”や“西のはての年代記”シリーズ、『闇の左手』など多数。2018年没

谷垣暁美 : 1988年から翻訳に従事。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 活字スキー さん

    【未熟な人たちは、これは良い、これは悪いという確信を渇望し、要求します。このわかりにくい世の中で、彼らは自分が勝ち組にいると感じたいのです】多くの受賞歴を誇り、多くの創作家たちに多大な影響を与えたアーシュラ・K・ル=グウィンが晩年に自作や思い入れのあるファンタジーについて語ったエッセイ集。『Cheek by Jowl』という原題がうまく訳せなかったそうで、ちょっとタイトルから予想した内容とは違ったものの、偉大な作家にして読書家で評論家でもあった彼女の人柄、ファンタジーに対する思いなどが知れて良かった。

  • とも さん

    ル=グウィンのエッセイ。最近のもののようで例えでプリウスが出てくる。ル=グウィンのハリー・ポッター評がある。ここだけでも読む価値あり。

  • コニコ@共楽 さん

    『ドリトル先生アフリカへ行く』を読むにあたって、ル=グウィンの「子どもの本の動物たち」を読む。ファンタジーという特定のジャンルに限らず、人間と動物の物語は数多く綴られてきた。ル=グウィンはヒトと動物に特別な境界線を引かずに動物には動物の言葉を翻訳する本を見出すことが大切だといっている。ディズニー映画で描かれている『バンビ』ではなく、原作の『バンビ』や『黒馬物語』を読んでみたくなった。彼女の書いている『空飛び猫』シリーズも気にかかる。メッセージありきのファンタジーではなく、物語にこそという彼女に力を感じる。

  • roughfractus02 さん

    ファンタジーは人類最古の文学形式だと著者が言う時、トーテミズム的なさまよいの物語が念頭にあるようだ。また、ファンタジーは子供の物語でも戦いの物語でもないとされる時、自己と対象、善と悪の対立を設けない関係と結び目からなる物語がモデルにある。それは関係しか語らない夢や動物のコミュニケーション構造に近い。政治や心理や神学の寓意を物語に読まないように警告するのも、多様な関係を固定させないためだろう。敵と対立を前提とした物語から離れたファンタジーは、狩猟採集社会以降発達を止めた脳の構造にフィットするのかもしれない。

  • nanao さん

    ハリポタ評(くさし)に頷きつつ読んだ(笑)。自分も、面白いけど目新しくはないと思ってたから。善悪対立のファンタジーに「異世界は暴力が許される装置ではない」との指摘は流石。「ウォーターシップダウン〜」を例に示唆された、ときにはリアル味の濃い物語の方がエンタメに振り切ったものより偏見を植え付ける危険に納得。支配者に都合のいい理屈を安易に「本能」と見做すことの危うさは昔からのフェミニスト(あえて言う)の主張だが、現代でも通じると思う。「本能」やDNAの単語は科学の領域なので安易に使うべきではないと思っている。

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アーシュラ・K・ル=グウィン

1929‐2018。アメリカの作家。カリフォルニア州バークレー生まれ。父は文化人類学者A.L.クローバー、母は『イシ―北米最後の野生インディアン』の著者シオドーラ・クローバー。『闇の左手』をはじめとする大人向けのSF作品でヒューゴー賞、ネビュラ賞など、数々の賞に輝く。「ゲド戦記」シリーズで、世界中で

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