バーバラ・オークリー

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直感力を高める数学脳のつくりかた 河出文庫

バーバラ・オークリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309467191
ISBN 10 : 4309467199
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
383p;15

内容詳細

脳は本来、並外れた計算能力を備えている。コツさえつかめば、脳はひらめく!難問を解くときは「集中モード」とリラックスした「拡散モード」を切り替える、バラバラの情報をまとめて記憶する、ありありと目に浮かぶものにたとえてみる…。苦手な数学を克服した工学教授が、最も簡単で効率的な科学的学習法を伝授する!数学嫌いも数学好きも必読の、脳の取扱説明書!

目次 : 扉を開けよう/ ゆっくりやろう―がんばりすぎると裏目に出る/ 学ぶこととは創造すること―トマス・エジソンのうたた寝から教わること/ 情報はチャンクにして記憶し、実力がついたと錯覚しない―チャンクが増えれば「直感」が働き出す/ ずるずると引き延ばさない―自分の習慣を役立たせよう/ ゾンビだらけ―どうすれば、さっさと勉強に取りかかれるか/ チャンキングと、ここぞということきに失敗すること―専門知識を増やして不安を和らげよう/ 先延ばし防止策/ 先延ばしのQ&A/ 記憶力を高めよう/ 記憶力アップの秘訣/ 自分の能力を正しく判断しよう/ 脳をつくり直そう/ 想像力に磨きをかけよう/ 独習/ 自信過剰にならない―チームワーク力を利用しよう/ 試験を受けてみよう/ 潜在能力を解き放とう

【著者紹介】
バーバラ・オークリー : 高校卒業後に陸軍でロシア語を学び、ワシントン大学でスラブ語派とスラブ文学の学位を取得。陸軍では大尉にまで昇進したが、一大決心をして退役後、母校ワシントン大学で再教育を受け、ミシガン州のオークランド大学で電気情報工学の修士号とシステム工学の博士号を取得。現在、同大学の工学教授

沼尻由起子 : 慶應義塾大学文学部哲学科卒金後、読売新聞ニューヨーク支局勤務。帰国後、大手出版社の編集者を経てフリーライターとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • またの名 さん

    集中モードで問題に取り組む時がベスト状態とは限らず、ボケーっと放心したり別の事柄に気を逸らせてるうちに解決が浮かぶ拡散モードの活用を重視する勉強法の本。文章を読んでる間に別の連想がどんどん膨らむ集中力の欠如と見える傾向はだから、創造的な拡散を行う才能の片鱗。数学が苦手で避けてきたけど必要に迫られて理系の博士号を取った著者による豊富なメソッド集にヒントが満載されてる一方、本書で挙がった劣等生が研究のプロになる事例を見ると、大学病院の医師とか教授の息子だったりと親ガチャ的なモヤモヤ感を晴らすまでには至らない。

  • kinkswho さん

    様々な書籍で取り上げられている情報が多く特別目新しい内容は少なかったが、比喩の仕方がユニークであり学習者の体験談が豊富なので 印象に残りやすく、自分もやってみようという気にさせる構成になっているところが良い。 数学に限らず様々な分野を学習する時に応用できる事例が多く学生だけでなく社会人にもプラスになる内容であった。 第15章独習の「社会人の多くは自分の考えを主張し、親切な人というよりは有能な人間に見えるかどうかに関心がある。」 「人は協力的でありながら競争心が旺盛」は大人だから心底理解できる意見だと思う。

  • 元よしだ さん

    読了〜 おもしろかったです すこしくだけた文章が独特でした 参考になる箇所もちらほら。。

  • smatsu さん

    タイトルに数学脳となっているけど数学は関係なく一般的な勉強法についての本です。ベネディクト・キャリー『脳が認める勉強法』とほぼ同内容(読書メーターにはエントリしてなかった…始める前に読んだんだっけかな)。あの本は良書だったけど、こちらもなかなかいいです。『脳が…』の方は脳科学の研究成果の紹介をしつつなぜこの手法が効果があるのかという理論面の説明重視だったけど、本書は理論面はほどほどに、具体的にどう勉強を進めたらいいのかのノウハウ本となっています。受験生のお子さんいたら読ませてあげると良いと思います。

  • 茶幸才斎 さん

    理数系教科の学習を念頭に、脳機能の特性に基づく効果的な勉強法を指南している本。集中して考える「集中モード思考」と緊張を解いて他に意識を向ける「拡散モード思考」の緩急により、問題解決への閃きを得やすくなる。ほかに、反復学習のコツ、先延ばし回避法、侮れない古典的記憶術、グループ学習の効用などに言及している。試験では難問を最初に解け、ただし2分考えて手に負えなければ易しい問題に移れ、という指摘が斬新で面白い。趣旨は異なるが、試験と違って実社会では、難しい問題ほど早めに解決しないと、残して放置したら大問題になる。

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バーバラ・オークリー

PhD。ミシガン州ロチェスターのオークランド大学工学科教授。世界中から数百万人の生徒が参加する大規模公開オンライン講座MOOCを運営する。STEM教育での傑出した技術革新により米国工学教育協会チェスター・F・カールソン賞を、生物工学教育の模範的取り組みによりセオ・L・ピルキントン賞をそれぞれ受賞

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