カルロ・ロヴェッリ

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すごい物理学講義 河出文庫

カルロ・ロヴェッリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309467054
ISBN 10 : 4309467059
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;15

内容詳細

わたしたちは、こんな驚きの世界に生きている! これほどわかりやすく、これほど感動的に物理のたどった道と最前線をあらわした本はなかった! 最新物理のループ量子重力理論まで。

【目次】
はじめに−−海辺を歩きながら

第1部 起 源
 第1章 粒−−古代ギリシアの偉大な発見
   物はどこまで分けられるのか?  事物の本質−−世界は原子からできている
 第2章 古 典−−ニュートンとファラデー
   アイザックと小さな月−−宇宙を支配する重力  マイケル−−場と光−−電磁気力の発見

第2部 革命の始まり
 第3章 アルベルト−−曲がる時空間
   拡張された現在  もっとも美しい理論−−一般相対性理論の魔法
   アインシュタインと数学の厄介な関係  詩と科学の宇宙像
 第4章 量 子−−複雑怪奇な現実の幕開け
   ふたたび、アルベルト  ニールス、ヴェルナー、ポール−−量子力学の養父たち
   場と粒子は同じもの  量子1 情報は有限である  量子2 不確定性
   量子3 現実とは関係である  ほんとうに、納得しましたか?

第3部 量子的な空間と相対的な時間
 第5章 時空間は量子的である
   マトヴェイ−−最小の長さの発見  ジョン−−確率の雲  ループの最初の歩み
 第6章 空間の量子
   体積と面積のスペクトル  空間の原子  スピンの網−−空間の量子の状態
 第7章 時間は存在しない
   時間はわたしたちが考えているようには流れない
   脈拍と燭台−−ガリレオの時間  時空間の握り鮨  スピンの泡−−量子の時空間構造
   素粒子の標準模型  世界は何からできているのか?

第4部 空間と時間を越えて
 第8章 ビッグバンの先にあるもの
   「先生」−−アインシュタインとローマ教皇の過ち  量子宇宙論
 第9章 実験による裏づけとは?
   自然が語りかけていること  量子重力理論につながる窓
 第10章 ブラックホールの熱
 第11章 無限の終わり
 第12章 情 報−−熱、時間、関係の網
   熱の時間  現実と情報
 第13章 神 秘−−不確かだが最良の答え

  訳者あとがき/文庫版訳者あとがき/参考文献/原 注


著者
カルロ・ロヴェッリ (ロヴェッリ,カルロ)
1956年、イタリア生まれ。ボローニャ大学で物理学を専攻、ローマ大学、イェール大学などを経てエクス=マルセイユ大学理論物理学研究室。専門はループ量子重力理論。2014年、本書でガリレオ文学賞受賞。

竹内 薫 (タケウチ カオル)
東京生まれ。東京大学理学部物理学科、マギル大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。長年、サイエンス作家として科学の面白さを伝え続ける。NHK「サイエンスZERO」の司会などテレビでもお馴染み。

栗原 俊秀 (クリハラ トシヒデ)
1983年生まれ。翻訳家。京都大学総合人間学部、同大学院人間・環境学研究科を経て、カラブリア大学文学部専門課程近代文献学コース卒業。アバーテ『偉大なる時のモザイク』で第2回須賀敦子翻訳賞を受賞。

【著者紹介】
カルロ・ロヴェッリ : 1956年、イタリアのヴェローナ生まれ。ボローニャ大学で物理学を専攻、パドヴァ大学大学院へ進む。その後、ローマ大学、イェール大学、トレント大学などを経て、ピッツバーグ大学で教鞭をとる。現在は、エクス=マルセイユ大学の理論物理学研究室で、量子重力理論の研究チームを率いる。専門は「ループ量子重力理論」で、世界の第一人者

竹内薫 : 東京大学理学部物理学科、マギル大学大学院博士課程修了。NHK番組「サイエンスZERO」など、サイエンス作家として科学の面白さを伝え続ける

栗原俊秀 : 翻訳家。京都大学総合人間学部、同大学院人間・環境学研究科修士課程を経て、イタリアに留学。カラブリア大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom さん

    この本は、私には三つの価値があった。第一は、量子論に到るまでに人類が辿った知の歴史の認識。その原点にデモクリトスの原子論を置いているのが極めてユニーク。ディラック、ブロンスタイン、ルメートルらの人柄が分かるエピソードも面白い。第二は、著者の専攻であるループ量子重力理論の解説。超ひも理論との比較など、もう少し深く知りたかった思いは残るが…。第三は、情報、熱、時間、無限などに対する物理学的な意味の再認識。それらを「量子的に理解するとはどういうことか」が、よくわかる。知的な刺激に満ちたとてもいい本だと思う。

  • syaori さん

    「科学的思考」の冒険についての本。デモクリトスの原子論から一般相対性理論と量子力学、それに続く現在の取り組みまでが語られます。それは、ガリレオとケプラーの成果からニュートンが自身の力学世界を構築したように、アインシュタインがその力学世界をマクスウェルの電磁気との矛盾を解消する過程で全面的に書き換えたように、先人の思索に立脚しつつ「時にそれを否定し、批判し、より優れていると思えるものを築」いていく人々の物語で、その営みにより精緻になってゆく世界の美しさや奇妙さ謎の多さにこちらも好奇心が刺激されるようでした。

  • やいっち さん

    再読。以下は初読の際の感想: さすがのロヴェッリ。一般向けサイエンス書として一級品。「時間は存在しない」を読んで、ちょっと腑に落ちなかった方は、本書を推奨。西欧の物理学者って素養が豊か。面白く分かりやすい。敢えて日にちを費やして楽しんでいる。やはり、アインシュタインの相対性理論の論文はともかく、せめてニュートンの「プリンキビア」くらいは読まなけりゃと背中を押されたよ。

  • やいっち さん

    通算三度目。改めて一般向け科学書として傑作だと確認。デモクリトスの偉大さをこれでもかと教えられた。その原子像が最新の物理学に至るまで影響し続けているとは! 90年代頃から日本でも超紐理論が流行った。我輩も関連する物理学本を読み漁った。が、LHCの観測は、超紐理論が予測(期待)する素粒子を観測しなかった…大いなる失望と落胆。が、

  • 神太郎 さん

    久々にエキサイティング。しかし、結構ゆっくり読んだ。紀元前には原子の存在に気付いていたらしい所から基礎物理学の変遷→現代物理学に至る科学史を描き、最新のループ量子重力理論というなんじゃそりゃなものまでを紹介し、最新の物理が導く世界の姿が明らかに。これが100%正しいというのではなく、今のところはという辺り信頼がおけるし、物理の話なのに文学や哲学など文系のジャンルにも話を広げるところに作者の知識もそうだが学問は手段が違うのみで本来的に求めるところは同じ目的であることを示してくれる。

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カルロ・ロヴェッリ

理論物理学者。1956年、イタリアのヴェローナ生まれ。ボローニャ大学卒業後、パドヴァ大学大学院で博士号取得。イタリアやアメリカの大学勤務を経て、現在はフランスのエクス=マルセイユ大学の理論物理学研究室で、量子重力理論の研究チームを率いる。「ループ量子重力理論」の提唱者の一人。『すごい物理学講義』(河

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