ロベルト・サヴィアーノ

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死都ゴモラ 世界の裏側を支配する暗黒帝国 河出文庫

ロベルト・サヴィアーノ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309463636
ISBN 10 : 4309463630
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,448p

内容詳細

私は知っている!いま起こっている恐るべきこと…。凶悪で高度に資本化された新興の企業マフィアが世界をむさぼりつつある。その戦慄的な実態を初めて暴き、強烈な文体で告発するノンフィクション小説…今もなお命を狙われる著者。イタリアで100万部を超えた大ベストセラー!カンヌ映画祭グランプリ受賞の「ゴモラ」原作。

【著者紹介】
ロベルト・サヴィアーノ : 1979年、ナポリ生まれ。新聞に犯罪集団カモーラの記事を載せ、雑誌にもルポルタージュを寄稿。処女作の『GOMORRA:Viaggio nell’impero economico e nel sogno di dominio della camorra』はイタリアで100万部以上の大ベストセラーとなり、ヴィアレッジョ=レパチ賞およびジャンカルロ・シアーニ賞を受賞

大久保昭男 : 1927年、茨城県生まれ。東京大学文学部卒業。イタリア文学、フランス文学の翻訳家、評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たま さん

    地名と人名が続々と出て来て、読むのにとても苦労してしまいました。とはいえ、過酷な現実、実情は伝わってきました。個人的に抱いていたナポリのイメージが思いきり覆されたような気持ちです。やはりどこにでも光と影はあるのだなぁ。

  • Miyako Hongo さん

    イタリア南部の企業マフィアのノンフィクションなんだけど、文章が恐ろしく文学的。イタリアでベストセラーと言うのは頷ける話。この文体で山口組の抗争を書いたら、きっと日本のベストセラーだ。□クランと呼ばれる企業化したファミリーの抗争の歴史から恐ろしく手広いその商売まで。偽ブランド品、武器、麻薬、建設資材、産業廃棄物処理などなどがどんな風に商われているか、グローバル化しているかを叙情的な文章で綴る。□イタリアの内政知識がないから半分も理解できてない。地名がどの辺か判るだけでも違うだろうに。悔しいなあ。

  • ブラックジャケット さん

    新型コロナウィルスの騒ぎで中国とイタリアの親密さがあぶり出された。このナポリのマフィア「カモーラ」を描いたノンフィクションでも冒頭から中国人の登場。世界のトップブランドファッションを持つイタリアに食い込むチャイナマネーの凄みと怖さが判る。イタリア南部は西欧世界の辺境でもあった。貧困と矛盾の中からマフィアは生まれ、正業と裏稼業を支配するゴモラと化してしまった。国際競争力を誇る西欧企業の廃棄物の不法投棄も集中する悲劇は愕然とする。組織に抵抗した神父の死も痛ましい。人名・地名の読みにくさもあるが、力業に感服。

  • aisu さん

    ナポリのマフィアの実話。中国マフィアと手を組み世界中に(こっそり?)進出。一般人が普通に買う衣類も、利用するスーパーも病院も実は?…。寂れた田舎町はこいつが進出するおかげで都会化出来たりするのだ。大企業はここに頼めば産業廃棄物を安く処理してもらえて助かる。企業側は何処でどう廃棄してるかなんて知らないよ?知ってるかもだけど。って、イタリア南部の汚染が深刻なのだが…。皆書いてるが、訳文が読みにくかった。原文もクセがあるらしいが、そこを考慮してももう少しどうにかならないか…

  • チェコ さん

    淡々と書かれてた。中国との関係は、コロナがヨーロッパで最初、イタリアで広がったことを思い出した。

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