レイ・ブラッドベリ

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とうに夜半を過ぎて 河出文庫

レイ・ブラッドベリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309463520
ISBN 10 : 4309463525
フォーマット
出版社
発行年月
2011年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,471p

内容詳細

海ぞいの断崖の木にぶらさがり揺れていた少女の死体を乗せて、闇の中をひた走る救急車が遭遇する不思議な恐怖を描く表題作ほか、SFの詩人が贈る、とっておきの21編。

【著者紹介】
レイ・ブラッドベリ : 1920年イリノイ州生まれ。50年の『火星年代記』でSF作家として文名を確立する。以後はジャンルの枠にとらわれない活躍を見せ、国民的作家に成長した

小笠原豊樹 : 1932年生まれ。翻訳家、詩人、小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ざるこ さん

    22篇バラエティに富んだ個人的物語の数々。生き甲斐そっち?の「青い壜」不思議な力で平和が「木製の道具」火星のキリスト「救世主」偽物ヒトラー「いとしいアドルフ」などウィットに長けて好き。せつない「非の打ち所ない殺人」「ある恋の物語」「ジェイミーの奇蹟」タイムスリップ火星で原稿「永遠と地球の中を」あぁ楽しい。表題作は不穏な空気が一転する結末。1頁目が不吉なのに素晴らしく美しい表現と文章で感動。一番のお気に入り一文「日照りの中の幕間」から「私、値切ってると凄いあばずれになった気分になるの」なんかわかるしうける。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    「木製の道具」の臨機応変さにあっと言わされ、「愛おしいアドルフ」はヒトラーに文句を言う映画関係者の罵倒が可笑しいのですがラストでプロパガンダが成功していたと薄々、気づく場面はぞっとします。「十月のゲーム」が怖いです。「板チョコ一枚おみやげです!」に聖体拝領よりも生命そのものであると位置づけられたチョコレートが食べたくなります。「日照りの中の一幕」は夫婦だからこその生まれるつけ上がりと惰性に対しての苛立ちとそれでも離れられない妻の刻一刻と変化する機微の描写に唸るしかありません。

  • まめこ さん

    ★★★★☆色んなブラッドベリを楽しめる贅沢な1冊でした!この寂しさの余韻は独特だなぁ。火星人が残した「青い壜」は中身だけでなく存在自体が求むるに値するのだ。若さは無敵で残酷だわ「ジェイミーの奇跡」。「十月のゲーム」きゃー(泣)電気つけないでー!変化への期待と恐れ、過ぎ去った日々や人々への感傷あるいは決別というか、置いてけぼりの焦燥というか。心穏やかではいられない21編。

  • hnzwd さん

    十月のゲームがわかりやすくて好き。短編集以外も手を出したいがなかなか。。

  • 翠埜もぐら さん

    ブラッドベリは「何かが道をやってくる」のように、キリスト教と相容れない土着の何かがにじみ出ている話が多いと昔は思っていました。が、この短篇集を読むとむしろ宗教的(キリスト教?)なものが全体を覆っている感じがするのは書かれた時代の問題でしょうか? 例外はあるにしても、人の知性とか善とかが形を大きく変えながらも繰り返し繰り返し主題となっています。「なんとか日曜日を過ごす」のハープ弾きのおばさんのハープを弾き続ける理由が好き。「親爺さんの知り合いの鸚鵡」は爆笑と言うよりはニヤニヤ笑いが止まりませんでした。

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レイ・ブラッドベリ

1920‐2012年。イリノイ州生まれ。宇宙時代の抒情詩人との異名を取る、アメリカ文学を代表する幻想作家。47年、初めての作品集『黒いカーニバル』を発表。50年に刊行した『火星年代記』は世界的な評価を受ける

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