アラン・ロブ・グリエ

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快楽の館 河出文庫

アラン・ロブ・グリエ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309463186
ISBN 10 : 4309463185
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,212p

内容詳細

女の肉体に眺め入る。麻薬や人身売買が横行し、スパイが暗躍する英領香港の一郭、青い館が催す夜会。そこで出会った娼婦を手に入れるため金策に走り出す。一方では老人の不可解な死…あざやかな幻覚が紡ぎ出すエロティシズムの体験。小説の枠を解き放ち新しい小説の旗手となった、ロブ=グリエの代表作。

【著者紹介】
アラン・ロブ=グリエ : 1922‐2008年。ブレスト生まれ。54年、『消しゴム』でデビュー。バタイユやバルトらの支持を受け、ヌーヴォー・ロマンの代表的作家となる。アラン・レネ監督『去年マリエンバードで』(ベネチア映画祭金獅子賞)の脚本を手がけて以降、映画監督としても活躍

若林真 : 1929‐2000年。新潟県生まれ。慶応義塾大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    ポルノグラフィーのようなタイトルと表紙なのだが、内実はヌーヴォーロマンの旗手ロブ=グリエの小説そのものである。物語の半ば以降は、やや散漫になるのだが、それまではひたすらに眼の小説である。すなわち、徹底して眼前の光景や人物の細部にいたるまでを舐めるがごとく眺め尽くす。相手からの情動は伝わらないし、そもそもそれを必要とさえしていない。ここでのエロティシズムは、「見る」ことにおいてのみ、その機能を発露させるのである。かといって、見る対象は禁じられたものではなく、パーティで踊る女たちやショーの女たちだ。

  • Vakira さん

    今年の初読書はこれ。ロブ=グリエは映画監督としてその官能的な映像に惚れた。しかしストーリーは多重露出的で難解。普通の映画として見ると迷宮させられ、そこがまた琴線擽られる。小説も書いてる事を知り昨年末より読みだした。題名からしてそそられる。官能臭プンプン。舞台は香港、売春宿、麻薬の密輸も絡んでいる模様。個人的勝手な解釈で東京事変の曲が脳内に鳴響く。これは文章なので映像を見るより更に難解だ。殺されたはず男が登場。あんたさっき殺されたのではなかった。なになに?出た、ロブ=グリエの量子力学的迷宮展開。

  • yozora さん

    くらやみのなか複数の絵画が並べられ、乱雑な仕草によってそのタブローへとライトが向けられる。ライトのカラーは目まぐるしく切り替えられ、物事の休止されたときでさえ、くらやみに瞼のうらの閃光が浮かび上がってくる。

  • 葛西狂蔵 さん

    再読、以前読んだ時には戸惑うばかりだったが、今回は随分楽しむ事が出来た。何度も同じエピソードを反復しながらも、それが不動の事実として像を結ぶ事はなく常に前後関係も曖昧に推移し続ける。鮮烈なイメージを更新し続けながら、最後まで整然とした筋も物語もないまま唐突に終着してしまう。解説にある様に、人の脳内の妄想を覗いてみれば、確かにこんな感じかもしれない。以前は判らなかったが、これは凄まじい。小説から逸脱した小説。

  • Mirror さん

    おそらく数度読んだほうが良いであろう作品で、登場人物がすべて同じ人間に思えてくるような感覚にも陥らさせる。『迷路の中で』にも似たベッドの中で一人夢想しつづけているような気分は悪くない

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