ジョルジュ バタイユ / 伊東守男訳

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空の青み 河出文庫

ジョルジュ バタイユ / 伊東守男訳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309462462
ISBN 10 : 4309462464
フォーマット
出版社
発行年月
2004年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,244p

商品説明

20世紀最大の思想家の一人であるバタイユが1935年に死とエロスの極点を描いた小説。ロンドンやパリ、そして動乱のバルセローナを舞台に謎めく女たちとの異常な愛を描く傑作。

●サイズ11x15cm  248ページ

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    死とエロスの極みとでも言うべきでしょうか。聖なるものを穢すことに覚える快楽というものが色濃く感じられます。女性を死と愛の化身として描くことで際立つエロティシズムがバタイユならではの世界を味わう衝撃を与えてくれました。穢すことや破壊することへの執着が醜い美しさを醸し出している作品です。

  • 青蓮 さん

    性(生)と死、美しいものと醜いもの、聖なるものと穢れたもの、相反するものが渾然となって静かに渦巻く。病的と言っていい程に主人公の感情の振れ幅も大きく、ついていくのが大変でした。神聖なものを穢すことによって得る快楽はそのタブーのギャップが大きければ大きい程、深いものになる。卑猥と汚穢は密かに手を結んでいるのだ。正直、ここに掲げられたテーマ等は難解で表面をなぞるだけで理解が及ばなかったけれど、強烈に惹き付けられるものだ。また他のバタイユの著作と合わせて再読したい。死とエロスの神秘の片鱗を覗きたい人へ。

  • 双海(ふたみ) さん

    20世紀最大の思想家の一人であるバタイユが、死とエロスの極点を描いた1935年の小説。ロンドンやパリ、そして動乱のバルセローナを舞台に、謎めく女たちとの”異常な”愛の交錯を描く傑作。「なにしろぼくは死体が変にすきなもんだからね・・・」(110頁)、「泣くのはおやめ。だけどきみには狂っていて欲しいんだ。ぼくが死なないためには、そうしていてもらわないとだめなんだ」(122頁)、「彼女は墓のような臭いがするんだ。ちゃんと知ってるんだ、ぼくは。一度抱いたことがあるからな・・・」(142頁)

  • ふくろう さん

    死と愛は、明確な境界線を持たない。硬質なロマンを感じる作品。空の青さに泣きたくなる人は読んでみるといい。

  • シン さん

    病気でなかったら、来なかったわ。今は私、病気。これからは私たち幸福になれるわ。とうとう病気なんだから。

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