マルグリットデュラス

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夏の夜の10時半

マルグリットデュラス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309461151
ISBN 10 : 4309461158
フォーマット
出版社
発行年月
1992年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
203p;15X11

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    Annui(アンニュイ)感が全編に横溢する小説である。物語の舞台はスペインに設定されており、ロドリゴ・パエストラの行為はLa passion(パッション)によるものであろう。そのことは見方を変えれば、パッションもまたマリアのアンニュイに包含されてしまうのだと言えなくもない。美貌のクレールと夫のピエールの不毛の愛もまたしかりである。そうしたところは、まことにデュラスの小説なのだと思わせる。この感覚を受け入れられるかどうかが、すなわちデュラスを受容できるかどうかにかかっているのだろう。

  • えりか さん

    色彩、香り、雨音、ざわめき、熱、情景を肌で感じる。映像として浮かぶ。囁かれる妻とその愛人を殺した男の噂。マリアはその男に自身を重ねたのだろうか、同情したのだろうか、救おうとすることで、もしかしたら彼女自身が救われようしたのだろうか。スペインの喧騒の中で、彼女の焦燥と孤独が静かに悲鳴をあげている。それが心に響いてきて、悲しくなる。

  • twinsun さん

    愛し合う倦怠期の二人に美しい友人が忍び込み、雨の日の偶然の殺人事件に触発されて行き場のない愛情が暴走し殺人者を自死に追いやる過程で感情が枯渇して愛が終わる。愛が滅びる過程を主人公は誰も恨むことなく受容し救われなかった殺人者の途方に暮れた愛に想いを馳せる懐古は物悲しい。

  • しゅん さん

    夫婦と一人娘と夫の恋人の四人によるスペイン旅行。夫婦と恋人の関係性が不透明で靄に包まれている。そもそも何故この四人で旅することになったのか、説明の得られないままシーンは変わっていく。偶然出会う殺人犯が関係をより複雑にする。妻マリアが屋根の下に犯人の男を見つけてから車で麦畑に連れ出すまでの描写の静かな緊張感はたまらないが、マリアが彼を連れ出す理由も謎めいている。ただ、人と人の間のカオスを描くのにこの不可解さは必要なのかもしれない。愛と憎しみと穏やかさと狂気が、うだる暑さと激しい雨の間で混ざり合う。

  • Hiromi さん

    デュラス2冊目に挑戦しました。 マリアの視点から2組の大人の愛について書かれた作品であり、大人の恋愛、結婚というものをひしひしと感じました。また少し歳を取ってから読み返した時、どう感じるかが楽しみです。

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人物・団体紹介

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マルグリットデュラス

1914年、フランス領インドシナのサイゴン近郊に生まれる。学業のためフランス本国に帰国、1939年にロベール・アンテルムと結婚し、第二次世界大戦中は夫とともにフランソワ・ミッテラン率いるレジスタンス運動に加わる。1943年、『あつかましき人々』を発表。自らの作品の映画化、舞台化にも取り組んだ。アルジ

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