中国怪談集

中野美代子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309460956
ISBN 10 : 430946095X
フォーマット
出版社
発行年月
1992年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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373p;15X11

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 宗次郎 さん

    丸善復刊フェアにて。このシリーズは中古屋行っても見なかったりすぐ売れてしまうから大変嬉しい。確かに求めていたのは聊斎志異のような話だが、言われてみれば似たような話をいくつも読むよりは良かったかもしれない。この怪談集はいろんな意味で怖い。特にラスト。国家による壮大な小説か、それとも事実を伝える文章か。笑えない怖さが漂う本

  • ヴィオラ さん

    「怪談集」と銘打ちながら、一般的な怪談の枠には全く収まらないラインナップ。今回は「中国科学幻想文学館」で紹介された作品目当て。つまり、SFとして捉えられる作品も入っているという事。河出文庫の怪談集シリーズ(?)は割とそういう傾向なので、怪談という言葉だけでスルーしてる人は案外好きな作品を読み逃しかねないので注意。 「宇宙山海経」は、まさか翻訳で読めるとは思ってなかったので嬉しかったです(面白いわけではないw)あとは「鉄魚の鰓」が「〜文学館」で紹介されていた作品。

  • きりん さん

    復刊の方を読了です。 途中から「怪談……??」と思ってましたがあとがきを読んで納得。予想してたのとは違いましたが、面白く読めました。

  • スターライト さん

    タイトルにある「怪談」から想像すると、なにやら得体の知れない幽霊や怪物が出てきそうな感じだが、ここにはそういった話はほぼ現れない。では、どんな話が収められているのかというと、それは「人を喰ったはなし」であるということだ。印象に残ったのは「宇宙山怪経」「“鉄魚”の鰓」「五人の娘と一本の縄」。特に「五人の娘と一本の縄」は、思春期の五人の少女たちが一緒に首つり自殺するという毒がきつい不思議な話。一読の価値あり。

  • misui さん

    編者がとんでもない逆張り精神を発揮したそうで自分が期待していた志怪小説のようなものは収録されておらず。中国の思想風土の怖さそのものを見せつけるかの如きラインナップです。珍品が読めてこれはこれで。中でも明末清初の虐殺サバイバーによるルポ「揚州十日記」は時々遭遇する人類の限界的テキストで、他、奇譚や魯迅や人民日報の天安門事件に関する記事など、求めてたのはそれじゃないんだけど確かに怖いっすね…と身を竦ませつつ本を閉じました。

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