犬の記憶 河出文庫

森山大道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309418971
ISBN 10 : 430941897X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

「いったん逃げた風景のかずかずは、僕の内部でもうひとつの風景となってある日とつぜん立ち現れてくる。それはまったく時空を超えた視覚のなかと脈絡を絶った意識のなかに、ふと再生されてくるのである」。路上に立ちつづける写真家の自伝=写真論。写真60点超を収録。

目次 : 1 犬の記憶(陽の当たる場所/ 壊死した時間/ 路上にて/ 地図/ 夜がまた来る/ もう一つの国/ 八月の旅/ 暗い絵/ 街の見る夢/ 再会/ 時の化石/ 城/ 海辺の日記/ 錆ついた風景/ 光の神話)/ 2 僕の写真記(写真よこんにちは/ 有楽町で逢いましょう/ 街を駆けぬけて/ 写真よさようなら/ そして光と影)

【著者紹介】
森山大道 : 1938年、大阪生まれ。高校中退後、デザイナーから岩宮武二、細江英公の助手を経て、1964年独立。写真の概念を刷新する作品群・写真論は、写真界を超えて現代アートシーンからポップカルチャーに至るまで幅広い影響力を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tenouji さん

    写真は、絵画の写実性を置き換えるものと考えられるが、究極的には、人間の光の記憶を探求する技術なのかも。ノスタルジックな湿っぽい考察のエッセイだが、著者の若い頃の話しも、時代を強く感じさせるもので面白かった。

  • itsumiKshi さん

    「短い言葉の向こうに風景が見え、そのさらに向こうに過ぎた時間がある。」ここに綴られる文章は詩的。掲載されているモノクロの写真は自分にはないはずの記憶を呼び起こし、懐かしさを覚え、そういえば確かに「写真」とは記憶の固定化であり、また、その欠片であったことを思い起こさせる。にしても、この時代の文化人の書物を読むと必ずと言っていいほど三島由紀夫が現れるのね。

  • Xi さん

    森山大道が40代の頃に綴ったエッセイ。荒れ、ブれ。「写真」の価値観を変えた人。早撮りの名手。そのぐらいの知識。読んだからと言って森山大道の何かがわかるわけでは決してない。むしろ、自分の奥底に沈んでいた記憶が刺激され、沸々と湧き上がってくる。森山大道というフィルターを通して、彼が見たわけでは無い私の記憶が断片的に焼き付けられる。なんだ、この感覚は。と、落ち着かなかった。人が40代半ばぐらいで考えることは、大体同じようなことなんだろうなと腑に落ちるまで時間がかかった。だけど、多分、そういうことなんだろう。

  • 十文字 さん

    表紙に掲げられた、森山の代表作のひとつ『三沢の犬』のイヌと目があってしまったので手にした一冊。

  • ぼっせぃー さん

    「(略)身体はたしかにそこにいて心が身体に寄り添ってこないという頼りない感覚は、それをもふくめて現実だということが分かってはいても、それが日常しばしばあることにかすかな不安がきざしてくる。日常という時間と空間のなかでは、人は馴れきってしまっているために、いわば普通のこととしてそうした感覚を自然に糊塗してしまうのかもしれない。日常から突出した旅の時間と空間は、ときにそうした輪郭を、人々にはっきり現わし見せてくることがある。」 旅を写真に置き換えても成立しそうである。文章は読みづらいが全体的にセンチメンタル。

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