日本語ことばあそびの歴史 河出文庫

今野真二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309417806
ISBN 10 : 4309417809
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
追加情報
:
343p;15

内容詳細

古来、日本人は日常の言語に「あそび心」を込めてきた。なぞなぞ、しゃれ、掛詞、折句、判じ絵、回文、都々逸…『万葉集』から、なぞなぞの宝庫と言うべき中世、言語遊戯百花繚乱たる江戸、幕末・明治まで、ことばあそびという営みの面白さを紹介しながら、生きた言葉のワンダーランド、もうひとつの日本語の歴史へ読者をいざなう。

目次 : 第1章 ことばあそび事始め(あそびのあることば/ ことばあそびからみた言語 ほか)/ 第2章 いろは歌あれこれ(ある助詞を使わないで和歌をつくる―『万葉集』のチャレンジ/ 同じ仮名を使わないで和歌をつくる―『古今和歌集』のチャレンジ ほか)/ 第3章 中世―なぞなぞの宝庫(『徒然草』のなぞ/ 連歌とことばあそび ほか)/ 第4章 江戸時代―言語遊戯百花繚乱(江戸のことばあそび/ 『剽金福寿草』のことばあそび ほか)/ 第5章 幕末・明治―雅俗をつなぐミッシング・リンク(幕末・明治のことばあそび)

【著者紹介】
今野真二 : 1958年、神奈川県生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    ハンディな文庫だが収録作品が多く、既刊の同じテーマの新書などの補完になる。種類の多さも良いが、紹介がかなり詳細だから、もう少し速く読めたらいいなと思った。「ことばあそび」が、著者も言うように、ハンドルの「あそび」のような余裕として、日本語を豊かにしてきたと思う。和歌の世界がまだわかるのに対して、江戸から明治の作品は、ネタバレがあってもわからない。現代日本が、当時の文化からいかに遠いところに来ているかを示す証拠だろう。また明治時代の作品には、今なら信じられないほど好戦的なものもあり、ちょっと引いてしまう。

  • あんどうれおん さん

    まさしく題名どおりの一冊。日本語のことばあそびを紹介し、時代の流れとともに意味が伝わりにくくなったものは解説し、ときどき著者が創作したフレーズが出てきてちょっと面白かったりもします。とても楽しい良書ですが、和歌集から近代の大衆娯楽まで幅広くカバーしている重厚な本でもあり、全てをさらっと読み通すことは難しいとも感じました。

  • 四不人 さん

    図書館で見かけてハードカバーで読んでいて(『ことばあそびの歴史』(河出ブックス))、面白かったが、まさか文庫に落ちるとは。とても面白い本なので、是非幅広く読まれて欲しい。

  • Mits さん

    よくこんなことやるなぁ… 

  • むむむ さん

    気楽に読むのはけっこう骨がおれるが、面白いのでまた徒然なるままに読もうと思う。

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今野真二

1958年、神奈川県生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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