かわいい夫 河出文庫

山崎ナオコーラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309417301
ISBN 10 : 4309417302
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
追加情報
:
256p;15

内容詳細

会社のように役割分担するのではなく、人間同士として純粋な関係を築きたい。布で作った結婚指輪、三回手を振る毎朝の見送り、流産、父の死、そして再びの妊娠…書店員の夫との日々の暮らしが作り出す、二人だけの結婚のかたち。読むだけで心が自由になる、話題の“愛夫家”エッセイ!

目次 : 1(かわいい夫/ 夫の良さが減る/ 勝ち負け/ まあ、あきらめるか/ ファン ほか)/ 2(一年後)(納骨/ スイカ/ ミニトマト/ 穴は永遠に空いたまま/ 愛夫家 ほか)

【著者紹介】
山崎ナオコーラ : 1978年、福岡県生まれ。2004年、会社員をしながら書いた『人のセックスを笑うな』で第41回文藝賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • フユコ さん

    ゆっくりゆっくり読んだ。すごく楽しかった。私も自分の葬式はしたくないなぁと思っているので、それでも全然いいって、そう思う人もいていいんだって肯定された感じがして楽になりました。

  • shio さん

    気になっていた作家さん、まずはエッセイから。私も夫を“かわいい”と思っているので、ドンピシャかなと思いましたが、やはりそこはよそのご夫婦、共感は案外少なかったです。夫さんが低収入と言い過ぎでは。男女関係なく、あまり言われて平気な事ではないと思う。夫さんの魅力は伝わったので、余計残念。共感するとかしないとか作家さんは望んでないかもしれないし、自由に読んでいいのだろうけど、私はちょっと窮屈だった。書店員の夫さんのノートに書かれた「無限の自由を手に入れろ!」は何のPOP用のメモだったのか気になる!

  • Kanako さん

    可愛いタイトルで、ナオコーラさんと旦那さんの生活を中心とした読みやすい内容ではあるけれど、良い意味でかなり率直に綴られたエッセイ。外向けに良く見せようという虚飾はなく、かといって自虐しているわけでもなく、幸せな日常も、他人に話すのがためらわれるような内容も、率直に綴っている。エッセイって、嘘は書かないにしろ、これは書かないでおこうとかいう調整がありそうなものだけど、臆することなく(という意識でもないのかもしれないけれど)ナオコーラさんの持論や哲学がしっかり描かれていて、とても好感が持てたし、面白かった。

  • Inzaghico さん

    二人暮らしで(途中からは三人暮らしになる)日々の生活の小さな楽しみ、喜びを二人で分かち合う様子は、ほほえましく、こういうささやかだけど大切なことがわかっている夫婦に、温かな気持ちになる。ほころび始めた花を見ては、梅かな、桜かな、と言い合い(もうすぐ素敵な季節になるね、という含意があるので、花はどちらでもいい)、お弁当をつくって近所の公園でピクニックをしたり(このとき、互いがもってきた本のチョイスがどうよ、と言い合うのが傍から見ていておかしい、だってどっちもどっちなんだもの 笑)。

  • しばこ さん

    ナオコーラさんのエッセイ読むのは2冊目。 フラットで、意見をきちんと持っていることがよく伺える。自分と共通する考えも、なるほどなと思える部分も、それはどうかなと思うところももちろんあって、一つ一つが短く読みやすいとあって、楽しくよみおえました。

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山崎ナオコーラ

作家。性別非公表。2004年にデビュー。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。日常の社会派。趣味は育児(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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