お茶をどうぞ 向田邦子対談集 河出文庫

向田邦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309416588
ISBN 10 : 4309416586
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
追加情報
:
270p;15

内容詳細

今甦る、向田邦子の素顔ときらめく言葉。対談の名手といわれた彼女が、黒柳徹子、森繁久彌、小林亜星、阿久悠、池田理代子、橋田壽賀子、山田太一、倉本聰など多彩なゲストを相手に語りつくした傑作対談集。テレビと小説、おしゃれと食いしん坊、男の品定め。

目次 : 1 テレビと小説(おっちょこちょいの生死の瀬戸際(黒柳徹子)/ 偉大なる雑種・強運(森繁久彌)/ 男運だけはいいのよ(小林亜星) ほか)/ 2 おしゃれと食いしん坊(マリリン・モンローとローレン・バコール(原由美子)/ 私のマドレーヌは薩摩揚(大河内昭爾))/ 3 男の品定め(結婚しない女の先駆者じゃない、嫁きおくれです(青木雨彦)/ 男の美学について(常盤新平))

【著者紹介】
向田邦子 : 1929年東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒業。映画雑誌編集記者を経て放送作家となりラジオ・テレビで活躍。80年には初めての短篇小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞し作家生活に入るが、81年8月飛行機事故で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • buchipanda3 さん

    対談集。面白かった。特に最初の黒柳徹子さんと最後の常盤新平さんとの対談は笑いっぱなし。黒柳さんのは徹子の部屋の書き起こしなんだけど、楽しげに喋り続けてネタが尽きないんじゃないかと思えるほど。誤字ネタ、メシ食いドラマ、さらには直木賞受賞秘話など。常盤さんのは男の愛すべきダメッぷり評論が矢継ぎ早に出てきて会話の流れが息ぴったり。他に全体で印象に残った話題は、やはり家族、特に父親、あと病気の件。脚本家の地位についても。どの方とも気兼ねないやり取りをされてて、どの話も上手な返しに流石と感服することしきりだった。

  • ユメ さん

    各界の一線で活躍する方々と向田さんの対談をまとめた1冊。向田さんが相手の言葉をすっと引き出す達人ぶりに感嘆し、向田さん自身もエッセイだけでは分からなかった本音を晒しているのが興味深かった。ふんふんと面白く聞けるおしゃべりでありながら、ずばっと物事の核心に迫る。一流の人同士が矜持を持って語り合ったからこそ生まれた空気が紙面を通して伝わってくる。はっとするような言葉がいくつもあって、会話の最中にぱっとこんな言い回しが出てくるなんてさすがと言うほかない。相手によって向田さんの様々な顔が見え、多彩さに魅了された。

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    【単行本読了】だが文庫本で再読。 向田さんの対談集。対談の中で向田さんの本音が垣間見えてなかなか良かった。特に池田さんと原さんでは女性のファッション哲学、橋田・山田・倉本さんでは脚本家としての考え方、阿久さんでは脚本料の安さ、大河内さんでは懐かしい鹿児島時代の食べ物の思い出とバラエティに富みかつ向田さんの生き方を彷彿とさせる対談であった。 お薦め

  • 阿部義彦 さん

    河出文庫新刊。これは面白かった、向田邦子さんに、ゆかりのある人達との対談集。半分以上のかたが既に鬼籍にはいってますが昭和を彷彿とさせる丁々発止のやりとり。私的には山本夏彦、久世光彦、ジェームズ三木なんかが色々と考える事がありました。昭和は脚本家あがりの芸能人、作家が目覚しい活躍をしていましたね。(大橋巨泉、前田武彦、青島幸男、井上ひさし等など)そもそもテレビで食っていけるかどうかも定かでは無かったので、破れかぶれの熱気に溢れていましたね。「時間ですよ」なんて今の時代はオンエアできませんよねー。合掌

  • Roko さん

    「父の詫び状」で直木賞を受賞されて、いろんなことが変わったという話が何度も出てきました。取材が増えたり、小説や随筆を書くことが多くなったりなどは良いニュースですけど。父のああいう所を書くのは家族の恥だと、家族から言われて辛かったというくだりには、そういうことを言いたい家族の気持ちも分かるけど、よその人から見たら「ウチと同じだわ」と共感する点も多くて、決して恥ではないと思うのです。対談された方々が向田さんのことを高く評価されていて、みんな向田さんのことを好きだったんだという気持ちに溢れていました。  

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向田邦子

1929(昭和4)年、東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒業。映画雑誌編集記者を経て放送作家になりラジオ・テレビで活躍。80年に初めての短篇小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞し作家活動に入ったが、81年8月航空機事故で急逝

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