感じることば 河出文庫

黒川伊保子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309414621
ISBN 10 : 4309414621
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
205p;15

内容詳細

なぜ、あの「ことば」が私を癒すのか。どうして、あの「ことば」に傷ついたのか。日本語の音の表情に隠された、「意味」ではまとめきれない「情緒」のかたち。その秘密を科学で切り分け感性でひらくエッセイ。恋の最中で綴られた切なくも色彩豊かな筆致は、私たちの恋情を掻き立て、愛する人との関係を進化させ、より幸福な人生へと導いてくれる。

目次 : 第1部 家族の風景(家族の絆をつくるもの/ とやかく言われたくない?/ すべての男の母になる/ ベルサイユの花/ 子育ての掟 ほか)/ 第2部 恋の情景(思いの科学/ 幸福な質問/ 刹那の奇跡/ 穏やかな予感/ 少年たちの夏 ほか)

【著者紹介】
黒川伊保子 : 1959年、長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業。株式会社感性リサーチ代表取締役。メーカーで人工知能の研究に従事した後、世界初の語感分析法を開発。マーケティング分野に新境地を拓く感性分析の第一人者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カピバラ さん

    読みやすく、面白いエッセイだった。「すべての男の母になる」と「子育ての掟」の章が特に気に入った。あと、アサイチのイノッチの話も良かった。

  • ばんだねいっぺい さん

     黒川さんって感性がこまやかで、凄い文章を書くなぁと感心する。「ヒ」が「火」なのも「7」が特別な数字なも身体が決めていると思うと不思議だ。頭と身体が分離し過ぎの「頭でっかち」をもう少し良くしたい。

  • * さん

    今の日本語は、やまとことばとカタカナ語が複雑に混在する。それは決して「衰退」ではなく、その分だけ表現できる語感も増え「豊か」になっている。そう考えると、書くことも話すことも、より大切にしたくなる▼読み終えて、私は対話を通して、闇の中で自我を浮き彫りにしているのだと感じた。どう彫るかは自分次第だけれど、手元を照らしてくれるのは他者の存在という光だ▼「<嬉しい>と<楽しい>の違いは?」「<好き>と<愛してる>の違いは?」...そんなささやかな興味本位でも、より多くの人に読まれてほしい言語哲学。

  • みっちゃんondrums さん

    エッセイ。「女は、ことばで満たされる。思い知れ、男たち。」という帯に惹かれたけれど、期待したほどのインパクトはなかったかな。「好き」は、今現在の状態を表す言葉で、「愛する」は、未来も好きでいるという能動的な意志を表す言葉だという。確かに。筆者ができ過ぎた女性で、ちょっと良い子的な感じがした。職場の男に対しては母になってしまえばやりやすいとか。

  • 友蔵 さん

    不思議な感覚を持ちながら読みました。男性脳で女性脳を読んでいるからなのだろうか?しかしながら、なんと心地よいのだろう。。

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人物・団体紹介

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黒川伊保子

脳科学・人工知能(AI)研究者。1959年、長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピュータ・メーカーにてAI開発に従事。2003年より(株)感性リサーチ代表取締役社長。語感の数値化に成功し、大塚製薬「SOYJOY」など、多くの商品名の感性分析を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に

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