私のインタヴュー 河出文庫

高峰秀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309414140
ISBN 10 : 4309414141
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
231p;15

内容詳細

芸者さん、女中さん、灯台守の女性、サーカスの女性、ニコヨンさん…。彼女達に会いたいと願う女優がどれだけいただろう?「個人の私に女優の私をしたがえてゆけるようになりたい」、女優であるより人間であることを何より大切にした一人の女、高峰秀子が12組の下積みに生きる女性たちと真摯に向き合った心の記録。

目次 : アメリカから帰った原爆乙女/ 芸者さん/ 「親探し運動」で再会した親子/ 産児調節運動者/ 希交会の女中さん/ 灯台を守る人たち/ 街の美容師さん/ 撮影所の裏方さん/ セールスウーマン/ サーカスの女性たち/ ニコヨンさん/ 日本を碧い眼でみる

【著者紹介】
高峰秀子 : 1924年生まれ。女優、エッセイスト。五歳の時、松竹映画「母」で子役デビュー。『わたしの渡世日記』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)。夫は脚本家で映画監督の松山善三。2010年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Sumiyuki さん

    1956年から1957年にかけて、著者が市井の人々へインタヴューしたまとめ。世の女どもよ、著者の爪の垢でも煎じて飲みたまえ、と微かに聞こえるくらいの、それはそれは小さな声が思わず漏れてしまうほど、素敵な方。八年後に帰ってきた迷子、女中さん、避妊しない男ども、灯台守、ニコヨンさん等。当時の世相が伝わってくる。@河原の小石は、波に洗われ、もまれ、転がされてまァるくなったのかも知れません。この人たちに比べたら、私などまだまだとんがったコンペイトウのようなものなんだナと思って、恥かしい思いがしました。

  • まかあい さん

    私の祖母世代になるのですが、しっくりきます。

  • amnioticfluid さん

    高峰秀子という女優が自分と違う経験や職業を持つ人々に体当たりでインタビューした本。女中さん、産児調節教育者、灯台守、ニコヨンさん、芸者さん、子探し運動で再会した親子など。。日頃「現代の女性のmobilityは果たして向上・拡大したか?」という悩み(というか答えはどうやら出ていて、日本においては、向上も糞もなくより私たちは身を縮めて生きている)を抱える自分にとっては、繰り返し戻って行きたい本。自分も人に沢山インタビューをして(人の話をちゃんと聞きながら)どうにかこうにか深く、死ぬまで生きたいものだ。

  • きょうたん さん

    子供が多すぎた時代の産児調節の話、灯台守と、女中さん、ニコヨンさんとの話など。

  • まみっち さん

    大女優による“普通の世界”で生きている“真っ当な人達”12組へのインタヴュー集。昭和と言うよりも戦後の日本がつまっている。知らない言葉もちらほら…恐ろしさすら感じてしまったところもあった。

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