昭和天皇と鰻茶漬 陛下一代の料理番 河出文庫

谷部金次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309413679
ISBN 10 : 4309413676
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
206p;15

内容詳細

17歳で宮内庁に入り、天皇の料理番・秋山徳蔵の薫陶を受け、以後陛下一代の料理番に。その苦心と陛下への思いを綴る。

[著者紹介]
1946年埼玉県本庄市生まれ。日本銀行霞町分館で修行後、故秋山徳蔵の面接を受けて宮内庁管理部大膳課に勤め、昭和天皇の料理番として日常の食事はもちろん、様々な儀式、催事の調理を手がける。崩御の年89年に退官、その後、日本テレビ「3分クッキング」をはじめ、講演講習などでも活躍。千葉県佐倉市の自宅で主婦対象の料理教室も主宰する。共著『和風おかず』(主婦の友社)がある。

【著者紹介】
谷部金次郎 : 1946年、埼玉県本庄市生まれ。日本銀行霞町分館で修業中、64年に故秋山徳蔵の面接を受け宮内庁管理部大膳課に奉職。以後昭和天皇の料理番として日常の食事、様々な儀式、行事の調理を手がける。昭和天皇の崩御を機に89年退官する。その後、日本テレビ「3分クッキング」「世界一受けたい授業」、TBS「世界ふしぎ発見」をはじめ講演などで活躍。現在、大阪青山短期大学で特別講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 瀧ながれ さん

    『天皇の料理番』の続きの気持ちで読んだ。『天皇の料理番』のモデルである秋山徳蔵氏の姿も、近くで働く者の視線で描かれていて、実在したのだなあと思って嬉しくなる。昭和天皇・皇后両陛下のプライベートでの様子を、少しだけ拝見できて、著者といっしょに緊張したり嬉しかったり、たいへん読みごたえがあった。いまの天皇陛下の近くにももちろん、こんな人がついていらっしゃるのだなあ。

  • tom さん

    作者は、普通の料理人。そういう人が、国家公務員、宮内庁職員となって、天皇の食事を作ることになった。仕事の中で、昭和天皇に深い敬意を持つようになったということを語る本。昭和天皇の姿を垣間見せてくれる。それにしても、皇居の近くの米屋が米を配達し、その米は、電気炊飯器で炊いていたとのこと。

  • ひるあんどん さん

    昭和39年に宮内庁大膳課に奉職、昭和天皇一筋に仕えた著者。文章は読みやすくあっという間に読みました。宮中行事の料理は伝統厳守、でも普段は普通のお料理を召し上がるのですね。好きなもの、食べたいものを気軽に口に出来ないお立場、鰻茶漬けや箱根芋の話、紅白歌合戦の勝敗を尋ねたことなど、とても人間味あふれる昭和天皇皇后両陛下に親しみを感じました。氷雨の章は著者の昭和天皇への気持ちを感じて涙が溢れました。

  • miwapicco さん

    再読。昭和天皇への敬愛がストレートに語られて、屋台の場面で崇高さに打ちのめされる感。全体的に、スローライフとはこういうことか、を実感しつつ、皇居のあれこれもわかる品良い本(*´`)

  • kwmr_ さん

    渡辺誠氏の「昭和天皇のお食事」に比べると普段の料理の話は少ない。しかし、和食と洋食という差もあり、読み比べると面白い。 最後の「氷雨」の章をはじめとして、全編に天皇を慕う気持ちが溢れている。天皇が崩御されたのを機に40代半ばにして大膳を辞めたのは、その気持ちの現れといえるけれど、その想いの強さは計り知れない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品