怪談実話集 河出文庫

志村有弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309408569
ISBN 10 : 4309408567
フォーマット
出版社
発行年月
2007年07月
日本
追加情報
:
15cm,230p

内容詳細

幻の怪談書『怪談実話揃』を中心に、斯界の権威が近現代の実際にあった怪談を集め、現代的な文章に綴り直した怪奇アンソロジーの決定版。町の猟奇事件、村の怪異現象から都市伝説風の恐怖譚まで、身も凍る実話の集大成。

【著者紹介】
志村有弘 : 怪奇文学研究者・相模女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あたびー さん

    #日本怪奇幻想読者クラブ 明治〜昭和初期の実話怪談本から著者が選び出して読みやすく体裁を整えたものと、著者自身が体験したり蒐集した怪談が編んである。最近の実話怪談本とはちがって小説仕立てになっている。それと、最近の実話怪談ではなぜそうなるのか分からない、とか何だったのか分からない、という話が多いが、明治大正の怪談などは因果応報がはっきりしていてむしろ講談か落語の怪談の様だ。そのほかには耳嚢のように奇態な出来事や犯罪を記録したものがあり、興味深く読んだ。人油を一日一回飲まないでは調子が悪い、とはヤレヤレ…

  • シガー&シュガー さん

    【日本の夏は、やっぱり怪談<其の三・和洋折衷>】【真夏のホラー月間】のために。怪談そのものが実話というよりも、怪談に扱われている事件なりが事実であり、因果応報的な怪は周囲の人間が「それぐらいのめにあってても驚かない」という意識から想像を膨らませたものなのかな?と思うような話も。誰かの話を聞いているような淡々とした筆致が良い感じで、編者自身のお話はさすがに当人からの話であるからその不思議さが際立っていたように思う。昔の風俗や劣悪な生活環境も知れる点も面白い。

  • やんも さん

    『新編 百物語』に続いて明治から昭和時代の怪談を集めた1冊。明治は痴情のもつれやらなんやらで因縁めいた話が多く、ねちっこい文章で読ませるのが特徴。昭和になるとわりとあっさりな感じだ。また著者自身の体験談も含まれており、これも面白い。

  • みんち さん

    怪談繋がりで、手元にあった志村有弘氏の「怪談実話集」を読了。怪談、という体を取っているため語り口調でじわじわと怖い話が多いかと思うと、突然、割と最近の話が出てきたりとなかなかバラエティに富んだ一冊。とはいえ、さすがに刑事事件にもなった犯罪話とかまで混じっていると「これ怪談?」と首を傾げたくなる(笑)

  • mizuha さん

    明治から昭和初期の怪談実話を編んだもの。編者は研究者で大学教授。狐狸妖怪から猟奇的なものまで様々。実話系だけに、パターンが限られてくるのは仕方ない所。幽霊の行動もさして変わらず面白い。今はタクシーだけど、昔は人力車に乗るとか…。作家や映画関係者などの実名がでるというのも、元が古い逸話だからなのかな。それにしても、こういう本にいきなり地元がでてくると、さすがにビビる(ーー;)最近の実話系よりは不気味だ。

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人物・団体紹介

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志村有弘

1941年、北海道生まれ。伝承文学・近現代文学研究者。相模女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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