寄席放浪記 河出文庫

色川武大

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309408323
ISBN 10 : 430940832X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年02月
日本
追加情報
:
15cm,356p

内容詳細

僕は席亭になるのがゆめだった―そして、思う存分ごひいきの落語家の芸を楽しみたかった。そんな目で選びぬかれた、懐かしの落語家、芸人、時代劇スターの想い出の数々。地味ながら気になって忘れられない人、についての思い入れは色川節の独壇場。各章末に、矢野誠一、立川談志、淀橋太郎、鈴木桂介、菊村到といった見巧者の方々とのお話を付す。

目次 : 1 寄席書き帖(桃太郎の不運/ ショボショボの小柳枝 ほか)/ 2 色物芸人たちの世界(剣舞の芸人/ 楽器の芸人たち ほか)/ 3 ぼくの浅草六区(浅草の文化財的芸人/ 浅草漫才 ほか)/ 4 時代劇の役者たち(なつかしきチャンバラスター/ 化け猫と丹下左膳 ほか)

【著者紹介】
色川武大 : 1929年、東京生まれ。『怪しい来客簿』で泉鏡花賞、『離婚』で直木賞、『狂人日記』で讀賣文学賞を受賞。別名に阿佐田哲也。1989年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • A.T さん

    何しろほんの一言二言の間にもネタが織り込まれた本なので、いっぺんに読み下すと消化不良になっちゃう。今回は第1部「寄席書き帖」だけ読んで後は次回に。色川さんのエッセイはこれまでもいくつか読んでいて、シリアスな展開にも可笑しみがあって救われるというか、まろ味に引き込まれるところがあったのは幼少から通っていた寄席の影響があるのかな…。「私は牛込矢来町の生まれ育ちで…色街の神楽坂に近かったせいか、昔、芸人さんがたくさん住んでいた…(つづく)

  • vaudou さん

    高座中に寝る志ん生の伝説は本当だった!直に見たからこそ分かる芸の真髄。桂文楽は入れ歯を入れる前の芸(昭和36年以前の芸)こそ国宝級である、とかいろいろ興味深い。

  • 姉勤 さん

    戦前・戦中の藝人やハコの話題は余りにも古く、馴染みも無いので、好きな時代だけど想像力で補填するには難しかった。舞台がメインカルチャーだった時代の生き生きとした藝人達の活躍は、浸ってみたいロストワールド。

  • showgunn さん

    色川武大なので読んだものの寄席の話となると知らないことばかりでほとんどわからなかった。 が、鈴木桂介・淀橋太郎との鼎談で語られたエピソードが「あちゃらかぱい!」の中にいくつか使われてて、そういう部分は楽しかった

  • Kazuo Ebihara さん

    単行本として1986年に刊行された。色川武大は、阿佐田哲也のペンネームで麻雀やギャンブル関係の作品を数多く出している。本書は、昭和初期から昭和30年代位の寄席、落語家、浅草六区、芸人、時代劇役者などについて語っている。昭和4年生まれの著者が育ったのは牛込矢来町。生家の横丁ひとつ先には昔々亭桃太郎が住み、近隣には、柳家金語楼、桂三木助、春風亭柳橋、三遊亭小円馬がいた。周りには小さな寄席や映画館が幾つもあり、子供の頃から入り浸っていたそうだ。立川談志、矢野誠一らとの対談も収録されている。昭和は遠くなりにけり。

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人物・団体紹介

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色川武大

1929(昭和4)年3月28日‐1989(平成元)年4月10日、享年60。東京都出身。1978年に『離婚』で第79回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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