17歳のヒット・パレードB面 河出文庫

伊藤たかみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309408224
ISBN 10 : 4309408222
フォーマット
出版社
発行年月
2006年10月
日本
追加情報
:
15cm,159p

内容詳細

「失望したときには、オレと一緒に死んでみる?」「退屈だし、別にいいよ。夏の間なら」―僕らは18歳にならないと思っていた。これ以上、成長するなんてウンザリだ。海辺で出会い、バイクで夏をかけぬけた17歳のココとレン。ふたりのあてもない旅の行く先は…。芥川賞作家による傑作青春小説。

【著者紹介】
伊藤たかみ : 1971年、兵庫県生まれ。95年、『助手席にて、グルグル・ダンスを踊って』で第35回文藝賞を受賞し、デビュー。2000年『ミカ!』で小学館児童出版文化賞、06年『ぎぶそん』で坪田譲治文学賞、『八月の路上に捨てる』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • papako さん

    いやー、失敗した。いつもは買う前に必ずこちらをチェックするのに、しないで買ったら、皆さんのレビューが!そして読んだら私も同じ感想です。サブくて鳥肌たちました。何も残らない読書でした。。。

  • チアモン さん

    うーん。伊藤たかみさんの作品は何作も読んでいるけれど、この小説は共感できるところはなかったかな・・・。17歳。自分がその年代の頃は主人公のような考えは一切なかったなぁ。もう少し若ければ少しは共感できたのかな。ちょっと残念でした。

  • hit4papa さん

    伊藤たかみさんのデビュー間もない頃ものした青春小説です。死を決意した17歳の男子学生と、海辺で出会った同い年の女子とのひと夏の物語。怠惰でアンニュイな雰囲気が往年のフランス映画を観ているような気にさせます。これは決して良い意味ではなく、命に対する軽薄さが癇に障るほど薄っぺらなモノマネのような作品です。各章冒頭のロックの一節から抜き出した一文は、あざとさを感じることしきりで、うんざりしてしまいました。著者の作品はアタリ・ハズレの振れ幅が大きく、本作品は後者の方ですね。初期の習作と思えばよいのかもしれません。

  • coco夏ko10角 さん

    「ジレンマのレン」と「ココナッツのココ」、二人が一緒にいた夏の数日間。この作品のかっこよさは自分には分からなかった…。

  • ラミウ さん

    脈絡のない話で、よく分からなかった。ただ、世界に自分の居場所がないように感じてしまう感覚、自分に冷めてるのか、世界に冷めてるのかすら分からない気だるさは、過去に自分も通ってきた道のように感じた。64歳になった時、全てをやり残しているのか、全てをやりきってしまっているのか。どちらがいいんだろうなんて、考えたくもないな。

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人物・団体紹介

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伊藤たかみ

1971年、兵庫県生まれ。小学校から高校卒業までを三重県名張市で過ごす。1995年、早稲田大学政治経済学部在学中に「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」で第三十二回文藝賞を受賞して作家デビュー。2000年、『ミカ!』で、小学館児童出版文化賞。2006年、『ぎぶそん』で坪田譲治文学賞。同年、「八月の

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