寺山修司・遊戯の人 河出文庫

杉山正樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309408040
ISBN 10 : 4309408044
フォーマット
出版社
発行年月
2006年07月
日本
追加情報
:
15cm,333p

内容詳細

華々しく十八歳で歌壇に登場し、詩・小説・演劇・映画・エッセイと、あらゆる分野で活躍、劇団「天井棧敷」が海外で高く評価された寺山修司。かれはまた盗作疑惑やのぞき事件など、たえずスキャンダルを起こすトリックスターだった。デビュー時から身近に接した著者が、その虚と実を精緻に跡づけた傑作評伝。

目次 : 春一番の日/ のぞき魔事件/ かれが登場したとき/ 身体性あるいはその煉獄/ 逆説的な存在/ 江藤淳のことなど/ 三沢・疾走する野の馬/ 青森・雪の基督降誕劇/ 恐山・テラヤマの原点/ 仕掛けられた迷路/ 創作法または脱出の方法/ AとBとの遊戯問答/ 龍女昇天/ 現実は復讐する/ 形代としての死

【著者紹介】
杉山正樹 : 1933年、東京生まれ。「短歌研究」「文藝」編集長ののち朝日新聞社に入り、出版局編集委員、調査研究室主任研究員ほかを経て退社。「郡虎彦・その夢と生涯」で芸術選奨新人賞、『寺山修司・遊戯の人』で新田次郎賞、AICT演劇評論賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夜間飛行 さん

    寺山修司は虚構に生きた人だという。《これが彼の創作の仕組みなのです。悲しい気持をそのまま告げても他人には通じないが、物語にしたらわかってもらえる》《言葉によってどんな現実でも凌駕できると信じていた》。そのせいか、本書は寺山を評するのに「寺山修司を修士論文のテーマに選んだ女学生への手紙」という形を取っている。こんな回りくどいやり方が寺山には必要だという、著者の配慮なのだろう。その上で、芸術性に関してはドライに欠点を指摘している。感傷に目を曇らせることなく、友人のことを語るのは難しかったに違いない。

  • kinkin さん

    寺山修司、今でも彼の謎が多いこと。彼の舞台は見たことがないが本をいろいろ読んだ。芝居のことも噂で聞いた程度だったが、今の日本はそれを認めるのかどうか、やれコンプライアンスだのハラスメントだの、制約の多い社会では恐らく上演できないと思う。全盛期は学絵生運動も盛んで日本は活気にあふれ熱かった時代と聞く。最後の方に、彼の覗き事件のことが書かれていたが、これも彼の一人芝居ではなかったのだろうか・・・

  • フッセル さん

    良い本だったなあ。書かれた人も、書いた人もこの世界にはもういなくて、ぽっかり青空に穴が空いてるように感じた。今までつかみどころを得られなかった寺山修司、なぜつかめなかったのかがとてもよくわかる良書だった。出会えて良かった。仙台の古本屋あらえみし、にて2020年秋購入。

  • koji さん

    寺山に関する知識は限りなく少なかったのですが、この本はとても面白く読みました。寺山が、不幸な境遇を背景に「自己とは何か」を問い続け、大いなる虚構の世界を作り上げたこと、一方で「覗き事件」のように現実に復讐されること。著者が鋭く切り込んでいきました。前段の戦後の短歌界の動きも参考になりました。お薦めします。(以前、別のペンネームで書いたものをkojiに移しました。)

  • zatugei さん

    久しぶりに寺山修司について考えた。「ノック」を見に行って、箱に入れられ、トラックで大井ふ頭まで連れて行かれてほっておかれたのが、寺山の世界との出会い。それから数年後、「のぞき」の現行犯で逮捕された。新聞記事をみて、ノックのときにも、警官たちが街をアタフタと歩き回るのを、お客と一緒になって歩きながら見ていたのを思い出した。作家であり演出家であると同時に、というかそれ以上に「観る」人なんだと思った。この本を読んで、その思いはあまり見当違いではなかったと感じた。

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杉山正樹

1933年、東京生まれ。「短歌研究」「文藝」編集長ののち朝日新聞社に入り、出版局編集委員、調査研究室主任研究員ほかを経て退社。「郡虎彦・その夢と生涯」で芸術選奨新人賞、『寺山修司・遊戯の人』で新田次郎賞、AICT演劇評論賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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