英霊の聲 オリジナル版 河出文庫

三島由紀夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309407715
ISBN 10 : 4309407714
フォーマット
出版社
発行年月
2005年10月
日本
追加情報
:
15cm,268p

内容詳細

などて天皇は人となりたまいし―天皇に殉じた青年の魂の復権をめざし、天皇制批判の問題作として“イデオロギー小説か、芸術小説か”と騒然たる物議をまきおこした表題作と、「十日の菊」「憂国」を合わせた二・二六事件三部作。エッセイ「二・二六事件と私」を完全復活させた待望久しいオリジナル版文庫。

【著者紹介】
三島由紀夫 : 1925年、東京生まれ。学習院を経て、東大法学部を卒業。16歳で「花ざかりの森」を発表し、天稟を注目される。戦後、「仮面の告白」で作家としての地位を確立。1970年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    光はあれども、昏き幽冥の彼方からやってきて、憑り坐しに現れた神霊たち。石笛の響きを伴いながら、怒りと慨きの聲々が繰り返す。「などてすめろぎは人間となりたまひし」。たった2度だけでよかったのだ。後は人間であっても。二.二六の時には、すめろぎが彼らの行為を「嘉納」した幻、そしてもう一つは彼らに「死ね」との下命を賜った幻がありえた。ところが弟神たる特攻に際しては、もはやそれもない。「などてすめろぎは人間となりたまひし」の怨念の叫びは、まさに修羅もののそれに他ならない。彼らは、こうして修羅を彷徨い続けるのだ。

  • 白のヒメ さん

    226事件に関する三つの作品。世界に類を見ない2千年以上も続いている稀有なる皇室に対して、私も日本人としてとても誇りを持っているし、大切にも思っているので、三島氏の天皇という存在への思いには、シンパシーを覚える。良いか悪いかは別にして、三島氏の226事件への思い入れも理解は出来る。 それにしても「英霊の声」で霊媒に憑りついた霊の話す言葉の美しさといったら。 これぞ日本語の美と唸ってしまった。現代の作家で、果たして、このように美しい日本語を書ける人がいるだろうか。

  • yapipi さん

    三島が命をかけて訴えたかったことは「英霊の聲」に集約されている。あの戦争で神のために英霊になったのに、あるいは悩乱の末に命を捧げる覚悟をしたのに、なぜ進んで神から人間に落ちなければならなかったか?あの人間宣言は憲法と同じく、GHQが一方的に決めたもので占領下にあった日本には拒否する術がなかったとは考えられないか?少なくとも神か人間か曖昧にする道はなかったか?そうすればどこか背骨が抜けたような神不在の戦後日本にはならなかった、そう三島は言いたいに違いない。それから数年後、皇居が臨める一室で三島は死んだ。

  • かおりんご さん

    三島作品は、何度読んでも難しい。でも、言葉がとてもきれいで、こういう表現ができる人になりたいなと思う。憂国が一番心の響いた。軍人の妻たるもの、死ぬときは一緒。そういう気概が私には足りない・・・反省。

  • やじ さん

    英霊の聲、憂国、十日の菊(ニ・ニ六事件三部作)ニ・ニ六事件と私(エッセイ)の4編からなる。英霊の聲。三島の叫びなのか。憂国。切腹のシーン、リアル過ぎ恐ろしさに震える‥さながら体験してしまったかのような錯覚に。十日の菊‥この先どうなるの⁉︎‥まだまだ勉強不足ゆえ、いろいろ理解できず。いくら勉強しても理解できる気がしません。【などてすめろぎは人間(ひと)となりたまいし】この御英霊の方々が硫黄島の方々でないのが残念でした。

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人物・団体紹介

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三島由紀夫

1925年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。在学中に『花ざかりの森』を刊行。47年大蔵省に入り翌年退官。49年刊行の『仮面の告白』で名声を確立。主な著書に『金閣寺』(読売文学賞)、『潮騒』(新潮社文学賞)、『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)など。70年『豊饒の海』を脱稿後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決(本デー

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