信玄忍法帖 忍法帖シリーズ 1 河出文庫

山田風太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309407371
ISBN 10 : 4309407374
フォーマット
出版社
発行年月
2005年02月
日本
追加情報
:
15cm,376p

内容詳細

天下に向けて歩を進めていた武田軍団が突如として兵を引いた。信玄、果たして健在なりや?徳川家康は服部半蔵配下の忍者を放って、その真相を探らせる。一方、死期を悟った信玄は、自らの喪を三年間かたく秘すべし―と言い遺した。大軍師・山本勘介の操る影武者たちを守るは真田忍者・猿飛と霧隠!武田家の命運をかけた伊賀忍者との死闘の顛末は―。

【著者紹介】
山田風太郎 : 大正11(1922)年、兵庫県に生まれる。昭和24年、「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で第2回探偵作家クラブ賞を受賞。昭和33年から忍法帖シリーズの執筆を開始。昭和38年から刊行された「山田風太郎忍法全集」で忍法ブームをまきおこす。昭和48年の「警視庁草紙」から独特の手法による“明治もの”に着手。平成9年第45回菊池寛賞を受賞。平成13年7月28日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けやき さん

    【再読】信玄が死んでから武田家の滅亡まで。信玄の死を隠すために影武者をたてた軍師山本勘介とそれを暴こうとする徳川忍者のバトル!山風忍法帖はやはり痛快で楽し!

  • ヨーイチ さん

    日下三蔵氏も解説しているが、(この人の解説が、発表年とか、再録の状況とかも含め、実に重宝)長篇忍法帖で最も歴史資料が活かされている作品(趣意)とのこと。我が意を得たりであった。題名通り、武田信玄と徳川家康〜服部半蔵方の忍者バトルが繰り広げられる。虚実は別として、甲陽軍鑑を始め資料を漁った逸話が各編の背後に有るので、「其れらしく重みのような物」、大袈裟にいうと歴史の連続性が面白さを保障している。この点は後の傑作「明治物」に結実して行く。続く

  • 山下哲実 さん

    山田風太郎氏は天才だわ!ストーリー展開が奇想天外の度を超越している。

  • 北白川にゃんこ さん

    信玄の影武者多いな!基本下品な忍法ばっかりで面白かった。よく考えるなあこんな忍法。陰毛を髪の毛の代わりに使う忍法はやめちくりー。

  • ランクル一番 さん

    信玄は自らの寿命を悟った時に、家臣に対して自分の死を3年間隠せと厳命したという。影武者達は信玄に成りきって忠実に任務を遂行する。家康や信長は信玄の影を恐れて、武田の領土に踏みこめない。忍者と忍者の戦いののち、信玄の子、勝頼は決戦に挑む。忍者のやりとりは創作なのであろうが、とても面白い。

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人物・団体紹介

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山田風太郎

大正11年(1922年)、兵庫県に生まれる。父母ともに代々医者の家系で本人も東京医科大学を卒業。昭和23年(1948年)『眼中の悪魔』で第二回探偵作家クラブ賞を受賞。昭和33年(1958年)に発表した『甲賀忍法帖』を皮切りに忍法帖もので流行作家となる。伝奇小説、推理小説、時代小説など多種多様な小説を

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