現代語訳 平家物語 上 河出文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309407241
ISBN 10 : 4309407242
フォーマット
出版社
発行年月
2004年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,380p
15cm,380p
15cm,380p

商品説明

「祇園精舎の鐘の声」で始まる有名な古典が、明智光秀を描いた『咲庵』などで知られる戦前の芥川賞作家・中山義秀の名訳で鮮やかに甦る。上巻は平清盛の全盛時代と平家打倒の陰謀、鹿谷事件、俊寛流罪まで描く。

内容詳細

「祇園精舎の鐘の声…」で始まる平家滅亡の壮大な軍記物語を、『咲庵』などの傑作で知られる戦前の芥川賞作家、中山義秀の名訳でまとめた現代語訳版。上巻では、保元・平治の乱に続く平清盛の全盛時代、後白河法皇側の藤原成親を中心とする平家打倒の謀反「鹿谷事件」とその発覚、俊寛僧都らの鬼界が島への流罪、高倉宮の謀反と死までを、原典に則して克明に描く。

目次 : 巻の一(祇園精舎/ 殿上の闇打ち/ 鱸 ほか)/ 巻の二(座主流し/ 一行阿闍梨の沙汰/ 西光が斬られ ほか)/ 巻の四(厳島御幸/ 還御/ 源氏揃え ほか)〔ほか〕

【著者紹介】
中山義秀 : 1900‐69年。小説家。福島県生まれ。早大時代に横光利一らと知り合い、卒業後に三重県津中学の教員となってから「早稲田文学」に参加。教職を追われ妻と死別後の13年に『厚物咲』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しょー さん

     「鵺」は異質な節だと感じる。モノノケは平安時代からいるとされていたが、源平合戦の話をするなかでは浮いて見えた。 私は災いを払ったと解釈している。猛獣の集合体である鵺が、あらゆる災害を例えているように見えるからだ。頼政の力強さが、大河でも受け継がれたと改めて感じた。

  • meiji さん

    原本に近いということでこれにしてみました。それでもかなり読みやすいです。

  • ちばなな さん

    言わずと知れた平家の栄枯盛衰を描いた軍記物。平家が栄えて権力をほしいままにしていく様から清盛を諌められる唯一の存在であった重盛が亡くなり源氏の反撃が徐々に始まっていくあたりまで。教養って大事だな、と。

  • イガラシ さん

    原文よりも現代語訳の方が読みやすいが、いつかは原文でも読めるようになりたいと思う。

  • 水瀬しあ さん

    脚色などはないに等しく、原作の雰囲気を保ったまま微妙に説明を加えつつストレートに訳されています。章段分けなどもそのまま。原文との対照に役立つかもしれません。

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