やまとことば 美しい日本語を究める 河出文庫

河出書房新社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309406701
ISBN 10 : 430940670X
フォーマット
出版社
発行年月
2003年03月
日本
追加情報
:
253p;15

内容詳細

私たちが日頃から使っている日本語は、古代の風土が培った「言の葉」と多くの漢語・外来語によって成り立っている。日本語の骨格を形づくり血と精霊が息づく「やまとことば」の謎に迫り、その深い味わいを解く「純日本語」論集。「ことば」で思い考える現代に遙かな示唆を与えてくれる、日本を代表する研究家たちの珠玉のアンソロジー。

目次 : 字音語考(丸谷才一)/ 「合」という言葉(大岡信)/ 「思う」という言葉(宮柊二)/ よういわんわ―古語について(田辺聖子)/ もうひとつ再考(三国一朗)/ 歌謡曲における格助詞について(井上ひさし)/ オノマトペの先進地“俳句”(佐佐木幸綱)/ 現代詩とヤマトコトバ(富岡多恵子)/ 感動詞アイウエオ・対談(大野晋/ 丸谷才一)/ 批評用語としての大和言葉(久保田淳)〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 井月 奎(いづき けい) さん

    「やまとことば」についてのアンソロジーです。漢字を取り入れることで文字を持った日本語は、現在でも外国語を取り入れて進化と発展を続けていますが、関西の言葉や方言に「やまとことば」は色濃く残っているそうで、そう言われれば和歌をはじめとする歌うような音感や音律は標準語よりもそれらの言葉のほうに見だすことができる。標準語はすべてを取り入れて使いやすいように整えたものであるように思う。広く知らせるためには塩梅がいいのでしょうが、深い思いを伝えるのは土着の言葉にちかいほうが届くのではないのかな、と思います。

  • 読生 さん

    https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/430940670X

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