飛鳥高名作選 犯罪の場 本格ミステリコレクション 1 河出文庫

飛鳥高

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309406350
ISBN 10 : 4309406351
フォーマット
出版社
発行年月
2001年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
587p;15

内容詳細

大学院の研究室で起こった奇妙な密室殺人事件の真相とは?戦後本格推理の幕開けを告げた著者デビュー作「犯罪の場」から円熟期の傑作「細すぎた脚」「月を掴む手」まで全十八篇。入手困難の作品集『犯罪の場』『黒い眠り』の二冊を完全収録のうえ、単行本未収録作品四篇を加えて再編集!名手の筆になる、本格推理サスペンスの華麗な融合をご堪能あれ。

【著者紹介】
飛鳥高 : 1921年、山口県生まれ。東京帝国大学工学部卒。建築技師を務めるかたわら「宝石」の第一回懸賞募集に「犯罪の場」を投じてデビュー。62年、『細い赤い糸』で第15回日本探偵作家クラブ賞を受賞

日下三蔵 : 1968年、神奈川県生まれ。ミステリ研究家、フリー編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • cinos さん

    例会で『赤い細い糸』を読むので、短編集を読みました。昭和のミステリです。読みやすかったです。「加多英二の死」が死にかけの幽霊が探偵する名作です。「犯罪の場」は再読でしたが、よくわかりません。

  • やっす さん

    今回初めて飛鳥高作品を読みました。受けた印象を一言で表すなら『硬派』でしょうか。乾いた文体に結末のちょっとした黒さが相俟って、独特な世界観があるように感じました。ただし推理そのものはかなり理論的で、密室におけるWhy(なぜ)の部分を突き詰めていく過程が面白い『暗い坂』がその代表例。かと思うと設定のユニークな『七十二時間前』『加多英二の死』などの奇妙な味の作品もあったりして、なかなかバリエーションに富んだ作品集。以前読んだ岡田鯱彦の巻の方がどちらかというと好みですが、これはこれで楽しめました。

  • kanamori さん

    ☆☆☆

  • Darbytime さん

    大半のオチが黒い。「金魚の裏切り」「七十二時間前」「加多英二の死」の設定が好き。

  • schizophonic さん

    トリッキーな物語もさることながら、いまだ戦争の暗い影をひきずる時代の空気が鮮やかに描かれているのが印象的だ。

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人物・団体紹介

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飛鳥高

1921年2月12日、山口県生まれ。東京帝国大学工業学部卒業。工学博士。1947年、懸賞応募作「犯罪の場」が『宝石』へ掲載され作家デビュー。62年に長編「細い赤い糸」(61)で第15回日本探偵作家クラブ賞を受賞し、75年には本業のコンクリート工学研究で日本建築学会賞を受賞した。本業多忙のため「とられ

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