芥川龍之介集

芥川龍之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309405421
ISBN 10 : 4309405428
フォーマット
出版社
発行年月
1998年07月
日本
追加情報
:
279p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 三井寿里 さん

    ミステリーと言っても、殺人事件の犯人探し、というわけではありません。それよりもっと恐ろしく、不安にさせてくれるのは、人間の闇、二面性を描き出して、ざくざく胸をえぐってくるからでしょうか。一番怖かったのは「疑惑」、一番不安になったのは「奇怪な再会」、見事だったのは「藪の中」。特に「疑惑」は、正気と狂気、日常と異常、夫と妻の境目を鮮やかに見せつけてくれるようです。 それにしても、ホームズばりの推理を披露する、風采の上がらない名探偵、本多保の物語を最後まで読みたかった。

  • のび子 さん

    芥川龍之介をあまり読んだことがなかったが、やはり文豪なのだなあと思った。まずはじめの「開化の殺人」で並々ならぬ語彙と知識量を見せつけられ、これは平易に読めたものではないなあと思わされたが、つぎの「奉教人の死」は難解な言葉もなく、物語に入り込みやすく、とても読みやすかった。読了後あらすじだけで、涙ぐみそうになるほど美しい話だった。文章の雰囲気を自在に変える腕はさすがのものだなあと思った。狂気じみた話が多く、人間の妄想が現実となって表れてしまう作品が何点かあり、誰でも気が狂う可能性があるんだと思わずにはいられ

  • 冬至楼均 さん

    まさしく藪の中。

  • hapim さん

    真相がわからない話が多い。多分こうなんだろうな…というところで終わるのがまた怖い。芥川龍之介は久々、もしくは初めてかも。最初の数作は読み解くのが難しく、昔の文章は無理かな…と挫折しそうになったけど、諦めなくてよかった。映像で観たくなる。魅力的な女性が多いのも印象的。

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人物・団体紹介

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芥川龍之介

1892年東京生まれ。東大在学中に豊島与志雄や菊池寛らと第三次「新思潮」を発刊。1916年に発表した「鼻」が夏目漱石に激賞され、続く「芋粥」「手巾」も好評を博す。後年は厭世的人生観に拠った作品を手がけ、また小説の「筋」をめぐり谷崎潤一郎との文学論争に至った。1927年「ぼんやりした不安」から睡眠薬自

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