日本怪談集 江戸編

高田衛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309403427
ISBN 10 : 4309403425
フォーマット
出版社
発行年月
1992年08月
日本
追加情報
:
357p;15X11

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • あなた さん

    絶版河出怪談集シリーズの1冊。高田衛が編纂しているのだから買わないわけにいかない。「四谷雑談集」「勧善桜姫伝」など収録。日本の怪談は怪異がおきても、「何故」かを説明するよりも「何のために」かを説明する場合が多い。西欧の怪奇と比較すると日本の怪異は共同体形成に編み込まれていく点で「機能的」といえるのかもしれない。

  • デューク頭領 さん

    …「雨月物語」から「吉備津の釜」「青頭巾」、その他、江戸期の怪異小説集五冊から選んだ小品25篇を収録。だがメインは四谷怪談の元ネタで作者不明の「四谷雑談集」や「勧善桜姫伝」、鶴屋南北の「怪談岩倉万之丞」林屋正蔵「怪談桂乃河浪」といった長い物語です。たぶんこれらを手軽に読む にはこの文庫が最も手っ取り早いと思います…

  • メイロング さん

    新耳袋にありそうな現代的な物から、まさに芝居の怪談ものまでたっぷり。男の浮気で女がキレて、の話が多い中で桜姫伝の味わいが際立つ。神社仏閣に行くたびに怪異フラグが立つ姫。ネトゲ環境を与えて引きこもらせるべきでは。解決編はミステリーっぽい謎解き。吉備津の釜のラストシーン超こわい。なんでこんなに映像的なの。

  • mareureu さん

    近世期に刊行された仮名草子・読本・実録・合巻などから話を集め、現代語訳で収めた怪談集。各話がほぼ時代順の配列になっており読みやすいです。婬蛇、化け猫、老狐など動物にまつわる話も多い「小品集」は妖怪ファンの方にもお薦め(マニヤの方は既読でしょうが……)。女の怨念に震えあがること請け合いの「四谷雑談集」「怪談岩倉万之丞」、美姫と狂僧の運命のもつれに息を呑む「勧善桜姫伝」、落語家が作者とあって怖いながらも明るい「怪談桂乃河浪」。有名な「雨月物語」はほかの種類の訳と読み比べてみてもおもしろいかもしれません。

  • 格 さん

    暑くなってくると怪談が恋しくなってくる。江戸怪談というものには特に馴染みもなかったのですが、現代語に訳されているからなのか、メンタリティにそう違いがないからなのか、面白く読めました。人の恨みを買うことだけはしないように生きていきたいですね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

高田衛

1930年生まれ。早稲田大学大学院修士課程、東京都立大学大学院博士課程修了。東京都立大学名誉教授。文学博士。日本近世文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品