英霊の声

三島由紀夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309402857
ISBN 10 : 4309402852
フォーマット
出版社
発行年月
1990年10月
日本
追加情報
:
235p;15X11

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読書メーターレビュー

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  • はりねずみ さん

    硬質で神聖で、猛々しい古き日本の精神が表現された短編、戯曲、論文。三島事件に影響を与えた2.26事件の青年将校の霊の心情の吐露は悲しく、胸につまるものがあった。忠義や日本の神聖といったものが、何か新しい概念のように新鮮味を帯びて読まれることに、いかに時代が変わったかが感じられた。三島は古い日本と新しい日本とを跨いだが、私は新しい日本で育ち、三島の守ろうとした日本は、彼の文学などを通して知る他ないが、それでも十分に理解可能だということは、私の知らない間に古き日本の匂いが染み込んでいる証かもしれない。

  • echo. さん

    「などてすめらぎは人間となりたまいし」 昭和に憤死した男はこれが最後であろう。唯識でいえば生きても死んでも心々、そして三島は死んだのだ。

  • かめちゃん さん

    「漢意のナチスかぶれ」(39頁)の眼で斜め読み。陛下の御親政を「待つ」青年将校と、自衛隊の蹶起を「待つ」楯の会とが、どうしても重なって見える。ある意味、「待つ」べき他者を持たず、自分たちの中に「ゾルレン」を宿したからこそ、ナチスは「共産革命と同様の権力奪取」(194頁)に成功したといえる。だからよいというわけではないが、物理的に勝たねば、成功のあとにくる理想と現実の乖離に、「他日真に悩む」(213頁)ことはできないのも事実である。

  • wm_09 さん

    二・二六事件に題材をとった表題作のラスト、「などてすめろぎは人間となりたまいし」のシュプレヒコールは圧巻。その強烈さは夢にでてきそうなほど。 『朱雀家の滅亡』は嫌な話。ひたすらに嫌な話。美しき滅亡の話などでは決してなく、最後に明らかになる全ての人間のエゴで崩壊する家族・華族としての意識にほくそ笑んだ。(ローウェル嬢)

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三島由紀夫

1925年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。在学中に『花ざかりの森』を刊行。47年大蔵省に入り翌年退官。49年刊行の『仮面の告白』で名声を確立。主な著書に『金閣寺』(読売文学賞)、『潮騒』(新潮社文学賞)、『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)など。70年『豊饒の海』を脱稿後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決(本デー

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