世界悪女物語 河出文庫

澁澤龍彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309400402
ISBN 10 : 430940040X
フォーマット
出版社
発行年月
1970年01月
日本
追加情報
:
15cm,251p

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古今東西、様々なタイプの悪女達が美しい文...

投稿日:2021/07/11 (日)

古今東西、様々なタイプの悪女達が美しい文章で紹介されています。各章の長さもコンパクトにまとめてあって読みやすいです。皆様スケールの大きな方々ばかりで、嫌な物見たさの欲が満たされます。これからの季節、真夏の怪談の代わりに読んでみても、よろしいのではないでしょうか。私は本書の中のメアリ・スチュアートがとても魅力的で、大好きになりました。

ぷーにゃー さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    ルクレツィア・ボルジア(表紙絵)のことを考えていたら本書をふと思い出して再読。洋の東西から集められた史上に名高い悪女たちが順不同に12人。とはいっても、東洋からは則天武后ただ一人。初出誌は不明だが、澁澤一流の衒学趣味が全く顔を出さないことからすれば、一般向けの読み物として書かれたようだ。現代なら企画そのものにクレームが付きかねない。もっとも、悪女とじゃいうものの、むしろ歴史と体制とに翻弄された哀れな女性たちともいえるのであり(言えない人もいるが)、彼女たちの数奇な一生を反芻するよすがとしたい。

  • 匠 さん

    かなり前に読んだきりだったので再読。澁澤氏が悪女と認定した女性達はやっぱり残酷非道極まりない方々が多い(笑)その残酷さは激しい孤独感や疎外感、人間不信や嫉妬、美しかったからこそ自分の老いを受け入れられない哀しみなど、心の底には憎しみよりも哀しみ、寂しさのほうが強くあったのではないかと思う。この本の中で挙げられた中では、やはりエリザベートの狂気が一番恐ろしい。どこかで螺子が吹き飛んでエスカレートしていったのだろうけれど、澁澤氏はゾクゾクしながらそんな彼女達の悪事を楽しそうに語っていた。そこがまた興味深い。

  • 優希 さん

    古今東西の悪女が勢揃いしています。魔性の命ずるままに行った行為は正に悪徳ですね。愛欲、欲望、殺人、破壊を繰り返す様子に残虐さを感じます。日本でも淀殿や日野富子のような悪女はいますが、スケールが違います。本当の悪女を見た気がします。 悪女とは何かを問う、非常に興味深い本でした。

  • ほりん さん

    いったんスイッチが入ってしまうと(切れてしまうと?)、人間(女?)はどこまでも残虐になってしまうことがあるらしい。その非情さたるや、言葉を失う。歴史上の有名人ばかりだが、どの人物もその姿がありありと目に見えるよう。豊富な知識に裏打ちされた赤裸々な描写に、圧倒されながら読んだ。エリザベス女王とメアリ・スチュアートが印象的だった。

  • 鱒子 さん

    再読。歴史上の悪女にスポットを当てた本。12人の女性が紹介されています。全ての話にロマンチックな色香があります。私は一時期、澁澤龍彦にハマっていました。大分昔の事ですけれど。この本は、そのきっかけとなった本で、今でも大好きです。以前出版された時の表紙は、セピアっぽい色でした。そちらの方が妖しい感じがして好きです。

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人物・団体紹介

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澁澤龍彦

1928年、東京生まれ。本名龍雄。1953年東京大学仏文科を卒業。マルキ・ド・サドやジャン・コクトーの著作を翻訳する一方、美術評論や中世の悪魔学などを中心に多数のエッセイや幻想小説を発表。代表作に『唐草物語』(第9回泉鏡花文学賞)、『高丘親王航海記』(第39回読売文学賞)など。1987年没

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