鉄分強壮薬 あるいは、寂しい谷間の冬の午後

エドワード・ゴーリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309291758
ISBN 10 : 4309291759
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
A4変形 / 40ページ

内容詳細

細密な線画で淡々と描かれる寂しげな冬の谷の風景。随所に出現するクローズアップ。ゴシックかつクラシカルな雰囲気で、何が起こっているのかと想像力を掻き立てるダークな一冊。


《著者情報》
エドワード・ゴーリー(ゴーリー,E)
1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。おもな邦訳に『うろんな客』『ギャシュリークラムのちびっ子たち』など。2000年没。

柴田 元幸(シバタ モトユキ)
1954年東京生まれ。翻訳家。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、ピンチョン『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞。オースター『ムーン・パレス』、ミルハウザー『ホーム・ラン』など訳書多数。

【著者紹介】
エドワード・ゴーリー : 1925年、シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章と、独自のモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表している。またエドワード・リアやサミュエル・ベケットらの作品の挿画、劇場の舞台美術なども手がけた。幻想的な作風と、アナグラムを用いた(Ogdred Wearyなど)ペン・ネームを使い分けて、たくさんの私家版を出版したために、多くの熱狂的コレクターを生みだした。1943年から46年まで、陸軍の軍務に服したあと、ハーヴァード大学でフランス文学を専攻する。1953年、ニューヨークの老舗出版社Doubledayに就職。ブックデザインを担当する。この年、最初の単行本The Unstrung Harpが出版される。1960年、DoubledayからRandom Houseの子会社Looking Glass Libraryに移籍。1962年には、自身の出版社Fantod Pressを興し、The Beastly Babyを出版する。1963年、独立して専業作家となる。1970年、The Sopping ThursdayがGotham Book Martから出版され、同書店との本格的な関係が始まる。1977年、ブロードウェイの舞台Draculaのセットと衣装デザインによりトニー賞を受賞する。2000年4月15日、心臓発作のため死去。享年75歳

柴田元幸 : 1954年、東京生まれ。アメリカ文学研究者。2005年、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞受賞。ほかの著書に『生半可な學者』(講談社エッセイ賞受賞)などがある。2010年、ピンチョン『メイスン&ディクスン』(上・下、新潮社)で日本翻訳文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    エドワード・ゴーリー、3作目です。日本では新作ですが、オリジナルは約半世紀前のシュールな作品でした。鉄分強壮薬というタイトルが好いです。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309291758/

  • けんとまん1007 さん

    ゴーリー独特の絵のタッチと、削ぎ落された文章。寂寥感漂う世界。確かに、そうなのだが、でも、微かに人の息遣いもあるような。鉄分強壮薬というタイトルの意味を考えるのだが、まったく浮かばない。癖になる世界ではある。

  • ☆よいこ さん

    エドワード・ゴーリーの不条理絵本。THE IRON TONIC は鉄分サプリ。冬の風景画イメージで、灰色ホテル、屋上、軒先、雪道など。なぜ空から時計やつぼや鏡が降ってくるのか、自転車も落ちてくる。はた迷惑な勇猛な鳥はでかい。断然断固無用なる石。後表紙のお月様の微妙な表情もいい▽理解は求められていません。子供は死にます。

  • ままこ さん

    寂寥感漂う冬のゴーリーワールド。クローズアップされた円の中。緻密な絵から難解な表現を感覚で解読出来たり出来なかったり。“孤児院逃れの幼子よ”は悲惨で救いがない。“八咫の鰻”あの目がユーモラス。裏表紙も意味深シュール。

  • aquamarine さん

    スタートは灰色ホテル。14枚の緻密なイラストには、まるで望遠鏡でのぞいたように輪の中にイラストの一部が拡大された部分がある。拡大されているものは元の絵と少し違ったり、時間を少しずらしていたりしてゴーリーらしく何とも不穏な想像力を掻き立てるのだ。七五七七で統一された柴田さんの訳も見事。鉄分強壮薬、つまり鉄サプリとのことだが、当然この本を読んだとて、体のサプリにはならなさそうだ。何を読んだのか、何度読んでも他人に説明はできないが、それでもまた最初からページをめくってしまう…サプリというより麻薬のように。

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