セバスチャン・サルガド

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わたしの土地から大地へ

セバスチャン・サルガド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309276120
ISBN 10 : 4309276121
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
236p;20

内容詳細

ブラジルに生まれ、40年にわたって世界のさまざまな表情を撮り続けた高名な報道写真家、セバスチャン・サルガド。“神の眼”を持つとも称される彼の人生を、余すところなく描く貴重な自伝。
[著者紹介]
写真家。経済学の博士号を持ち、ユニセフ親善大使を務める。著書に『人間の大地 労働』(今福龍太訳、岩波書店、1994年)、『GENESIS』他多数。

西洋近現代美術史。訳書にハル・フォスター『第一ポップ時代』など。

【著者紹介】
イザベル・フランク : ジャーナリスト。『ル・ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール』、『ル・モンド・デ・ルリジオン』などの雑誌に寄稿。週刊誌『ラ・ヴィ』芸術欄およびテレビ欄部長

中野勉 : 西洋近現代美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    写真家セルガトへのインタビューからの本。彼の写真をみた感想は、言葉にできない。彼は、ブラジルの熱帯雨林の辺りで育ち、20代前半で妻とともにフランスに発つ。共産主義への期待と東欧で感じたそれへの絶望。ブラジル国家の弾圧。ルワンダの農園への援助と、かの地で目の当たりにした虐殺。アマゾン奥地で保護されているインディアン。ソリで暮らす人々。地獄のような状況を目にしても、感傷的にも絶望的にもなりすぎず、その状況の中で彼らの生と死と美しさを切り取っている。砂漠を歩く、子の手をひく母の伸びた背中にそれを思う。

  • どんぐり さん

    神の眼を持つ写真家と呼ばれるサルガドへのインタビューをまとめた本。僕がサルガドを知ったのは、2009年に東京都写真美術館で見た「アフリカ」展。その時の展示では、“見捨てられた大陸”と呼ばれるアフリカの現状に迫る、1970年代から今日に至るまでの「GENESIS」「EXODUS」の作品群約100点が出品されていた。「生きものが持っている威厳を、生きものの構成要素のすみずみまで宿っている美しさを見せたかった」というとおり、サルガドの写真には見る者を圧倒させるものがある。この本は、単なる写真家にはとどまらな

  • nobi さん

    サルガドはひたすら待つ。風景、状況に溶け込む中でシャッターを切る。殆ど希望の見えない貧困、戦争の情景であろうと、警戒心を抱く動物であろうと変わらない。彼の写真集(Thames & Hudson PHOTOFILE)は目を逸らしたくなる写真が多い。その中Mariの干上がった湖を歩くノマドの姿に惹きつけられた。母親が二人の幼い子供を両手に引き連れている。子供は痩せ細って何も身につけていない。悲惨な光景なのに神々しい。母親の地面にまで届く長いヴェールが風にたなびいているからか。子供の前へ一歩踏み出す姿勢からか。

  • ヨクト さん

    フォトジャーナリスト、セバスチャン・サルガドの自伝。政治経済学を学び、そこから社会問題を写真という言語を通して世界へ発信した。アフリカや南米の労働現場やルワンダの大虐殺。多くの人と出会い、衝撃を受け、それを受け入れ、同じ地球という大地の生命として、ありのままの現実を写し続けた。写真集も欲しい。

  • とよぽん さん

    サルガドが撮った写真は、数年も時間をかけて被写体に寄り添い、被写体と共に水平な視点から見えてくるものを待ち続ける。そこが他のフォトジャーナリストとの決定的な違いだ。この本にはサルガドの半生が語られている。ブラジルからフランスへ亡命して写真と出会うまで、そしてその後の創造的だが苦難の多い仕事、アフリカやブラジルをはじめ世界のいろいろな国や地域に出かけて「世界の姿を見せる」写真を撮ること。もっともっと、この人の写真を見たいと思った。人類およびあらゆる生物、物質、自然への愛が切り取った写真。

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