東京下町1930

桑原甲子雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309269290
ISBN 10 : 430926929X
フォーマット
出版社
発行年月
2006年11月
日本
追加情報
:
27cm,157p

内容詳細

下谷、浅草、上野、京橋、荒川、麹町、日本橋…。東京・下町を歩き、時代をフィルムに焼き付けた伝説の写真家・桑原甲子雄が撮った記念碑的作品の数々を収録。揺れる1930年代、昭和戦前の記憶が甦る1冊。

【著者紹介】
桑原甲子雄 : 1913年(大正2)東京市下谷区車坂(現・台東区東上野3丁目)生まれ。写真家。東京市立第二中学校(現・東京都立上野高校)を卒業後、家業に従事する。1931年(昭和6)頃より、隣人の濱谷雅夫・浩兄弟の影響もあり、写真に興味をもつ。中古のコダック・ベスト判単玉カメラを手に入れ、写真を撮り始める。1934年頃より上野や浅草周辺を撮影し、写真雑誌の月例コンテストにたびたび応募する。中古のライカC型を入手、引き伸ばしプリントの制作も始める。1935年、この頃より写真雑誌に次々と入選するようになる。1948年(昭和23)より1974年(昭和49)まで、『カメラ』『サンケイカメラ』『カメラ芸術』『季刊写真映像』『写真批評』各誌の編集長を務める。1975年に日本写真協会年度賞、1991年(平成3)に日本写真協会功労賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Koki Miyachi さん

    1930年代の東京下町風景。まだ二十代だった筆者が、ライカC型で撮りまくったスナップ。この頃の東京はやけにカッコ良く、ちょっと眩しい。戦争に突入する少し前の古きよき時代が鮮明に写し出されている。

  • いづむ さん

    最近なんだか気が散ってなかなか本が読めません…この本も写真集。1930年はまだ産まれてないけれど、とても郷愁を感じます。泥臭い面もあり、同時に街ゆく人たちが意外なほどオシャレだったり、どの写真にも見入ってしまいます。地元台東区は、「今もこんなだよ!」なんて場所もちらほら。素敵。(図書館本)

  • ももこ さん

    この時まではまだ明治、大正と時代が受け継がれているような気がする。道行く人々の和装や電柱に貼られた広告のプロパガンダ、時間の流れ方...敗戦し、GHQがやってきてから様子が全く変わってしまい、便利な反面、めまぐるしく、ストレスフルな時代になった。

  • hose1239 さん

    高層建築がなく、空が広がる1930年代の上野や浅草の風景が面白い。地下鉄の上野駅の写真には「速い、涼しい地下鉄」の張り紙が。

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人物・団体紹介

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桑原甲子雄

1913‐2007。東京府東京市下谷車坂町(現台東区東上野)生まれ。戦後、写真雑誌の編集に携わり、『カメラ』『サンケイカメラ』『カメラ芸術』『季刊写真映像』『写真批評』の編集長を歴任。写真批評でも活躍し、写真集『東京昭和十一年』を1974年に刊行して以来、写真家としての評価も高まった。2007年12

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