マーク カーモード / 上岡雅史訳

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バトル・オブ・エクソシスト 悪夢の25年間 Kawade Cinema Books

マーク カーモード / 上岡雅史訳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309267999
ISBN 10 : 4309267998
フォーマット
出版社
発行年月
2005年01月
日本
追加情報
:
サイズ13×19cm
288ページ

商品説明

恐怖映画の最高峰として君臨する『エクソシスト』の、今まで明かされなかったエピソードやメイキング秘話を多数収録した公式解説書。作品誕生のエピソード、テーマ性、特殊効果の解説などなど、取材に25年間を費やした究極の一冊。

内容詳細

1973年秋、140分の『エクソシスト』ファースト・カット完成。1973年末、122分の『エクソシスト』ファイナル・カット公開。「どうして15分以上も切ったんだ」と問い詰める原作者ブラッティ「映画は短ければ短い方ほどいい」と主張してやまない監督フリードキン―そして2000年秋、ついに132分の『ディレクターズ・カット版』公開。神と悪魔の対決をもしのぐ原作者ブラッティと監督フリードキンの闘争―四半世紀以上にわたるクリエイター同士のバトルを克明に追跡調査した、『エクソシスト』のすべて。

目次 : 第1章 発端/ 第2章 崖縁/ 第3章 黒く深き淵/ 第4章 我が号泣の御前に至らんことを/ 巻末付録 二人のビル『エクソシスト』立役者二本立て

【著者紹介】
マーク・カーモード : 映画評論家・研究家。雑誌『サイト・アンド・サウンド』や『インディペンデント』などに常連寄稿。テレビのBBC2チャンネル「ニュース・ナイト・レビュー」やBBCラジオに映画紹介者として出演。名作についての制作ドキュメンタリー構成作家としても知られ、代表作にBBCに提供した「神への畏敬/エクソシストを巡る四半世紀」「ボーキブシー・シャッフル/映画『フレンチ・コネクション』を追い詰めて」などがある。『エクソシスト』については、小学5年生の時に衝撃を受けて以来、インタビューや取材を続け、何種類にも及ぶ公開バージョンの誕生に関与。それらの違いについての克明なレポートを発表している

上岡雅史 : 映画文筆家。編集業のかたわら、映画関連のCDやLD、DVDなどに解説を寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒライヌス さん

    原作者のブラッティさんが「お願いだからこのシーンは残して」と懇願するのをフリードキン監督が「ここ邪魔。これも邪魔」と切りまくり、しまいに「そんな説明セリフ欲しいんだったら、お前が映画館行って客に説明してこいよ!」とか言われてて可哀想になってくる。

  • Zen-zen さん

    分析も緻密で、掲載されてる情報も興味深いんだけど、なんか「薄い」感があり。あとがきに原書はBFI(英国映画協会)の Modern Classics 叢書の一つだとあり、納得。この叢書の本は何冊か持ってるが、基本的にブックレット。「バトル・オブ・エクソシスト」の原書も120ページ。それを288ページの本にしたのだから、「薄い」と感じたのも当然。とはいえ、良書であることは間違いない。映画が監督個人のものではなく、集団芸術であることを改めて確認した。他のスタッフの意見が正しいこともある。だから映画は面白い。

  • リEガン さん

    刊行時以来12年ぶりとなる再読。二人のビルが映画「エクソシスト」をめぐって因縁のバトルを繰り広げる。傲慢で鼻息荒い鉄面皮監督フリードキンの変節には笑うしかない。穏やかなレバノン人のカトリック教徒ブラッティでは荷が重すぎる相手だ。ただ74年7月26日に満員の福岡ピカデリーで観たオリジナル(ファイナル・カット)はやはり、個人的にディレクターズ・カット版よりも数段好きなことを本書で再認識した。原作に沿った目次が洒落ている。…と書いているところにウィリアム・ピーター・ブラッティの訃報。ご冥福をお祈りしたい。

  • ヤマダ キヨシ さん

    ☆☆

  • gold-fish さん

    確かにこれを読むとフリードキン監督の傲慢さにスポットがあたるし、それは紛れも無い事実でしょう。(この本には書かれて無いけど噂では泣かせるシーンで本当に殴ったとか聞いたことあり。)だけど細かく検証していけばしていくほど、この監督じゃなければここまでの作品にはなっていなかったであろうことがよくわかります。

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