藤子不二雄論 Fとの方程式

米沢嘉博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309265490
ISBN 10 : 4309265499
フォーマット
出版社
発行年月
2002年04月
日本
追加情報
:
19cm,325p

内容詳細

「オバQ」「ドラえもん」「まんが道」…。藤子・F・不二雄と藤子不二雄Aは、かつて2人で1人のマンガ家だった。多くの名作を生み出した2つの才能の秘密を詳細に読み解いてゆく初のそして禁断の本格的藤子論。〈受賞情報〉日本児童文学学会賞(第26回)

【著者紹介】
米沢嘉博 : 1953年3月21日熊本市生まれ。編集や雑誌ライターを経て、80年『戦後少女マンガ史』(新評社)など戦後マンガ史3部作を刊行。その後マンガ評論を中心に大衆文化関連の評論を手がける。79年以後、コミックマーケット代表。日本マンガ学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 幕 慕蘭 さん

    自分の世代ではやはり藤子不二雄は二人で一人のマンガの王様だ。ジャンプに移行するまでは毎月コロコロコミックを楽しみにしてました。絵が違うことについては子どもながらに別々なんだな〜とは思ってましたが、デビュー直後から既にほぼそれぞれが書いていたんですね。色々わかって面白かった。

  • kamayan1192 さん

    藤子不二雄論。米沢嘉博さんの代表作の一つ。『未来の思い出』はFの遺作だったんだな。そこにAが不在なのが…。解説・評論するのに、図版が自由に駆使できたら、という思いがじんわり滲んでいるようにも感じた。

  • ikechi さん

    物語形式の評伝なので、まんが道と併読できて楽しい。両名の仕事の全体像を知ることをわかりやすく知ることができる。二人の作家性が変化していき、徐々に分かれていく様子が丹念に書かれている。FはともかくAは以外に語られていない作家なので、評伝形式で細かに作品を追えるこの本はけっこう貴重。それにしてもドラえもんが最初はさして注目されずにいたなんて…!メジャーになってからのふたりの完全合作はQちゃんくらいしかないというのも驚き。

  • hachinohe さん

    結局、これ以上の藤子不二雄論は今のところはない。ある種、これは二人の人生・漫画家人生が完結した時にこそ書かれるべきだった。それよりも早く米沢氏が逝ってしまったのは漫画論評界には大きな痛手。現在の所、これ以上の藤子不二雄論はない。ファンとしての目線だけでなく、論客としての藤子不二雄論としては最高峰。と、いうか追随が無い。しかし、広げすぎたため一つの作品への批評が物足りなく感じる。

  • タケミチ さん

    F先生とA先生の両面からアプローチすることで、漫画家『藤子不二雄』を論じている。作品の書かれた時代背景なども併せて理解できるため、新たな発見も必ずあるだろう。『まんが道』未読なので、いずれ読まなければならないですね。

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人物・団体紹介

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米沢嘉博

1953〜2006。1953(昭和28)年熊本市生まれ。明治大学工学部入学を機に上京。漫画批評グループ「迷宮」の活動に参加しマンガ評論、大衆文化評論を開始。80年12月からコミックマーケット代表、2001年7月から日本マンガ学会理事をつとめる。2006年10月1日、病没。享年53

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