宇宙には、だれかいますか? 科学者18人にお尋ねします。

佐藤勝彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309253619
ISBN 10 : 430925361X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
縣秀彦 ,  
追加情報
:
224p;19

内容詳細

生物学、化学、物理学、生命科学、天文学…各分野のトップランナーが集結。最新成果をもとに、究極の謎に出した答えとは―。科学者自筆の宇宙人イラストも収録!

目次 : 井田茂・東京工業大学地球生命研究所(ELSI)教授・副所長―「地球中心主義に、縛られてはいけません」/ 高井研・海洋研究開発機構深海・地殻内生物圏研究分野分野長―「出会えないと思っています。でも、我々は孤独ではないです」/ 須藤靖・東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授―「あまりにも危険。直接接触することはお勧めしません」/ 成田憲保・東京大学/自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター助教―「植物から進化した生命体も、存在するかもしれません」/ 小林憲正・横浜国立大学大学院工学研究院教授―「宇宙のあちこちで、ポコポコできているでしょう」/ 鳥海光弘・海洋研究開発機構特任上席研究員/東京大学名誉教授―「宇宙人と関わるなら、多様な地球生命と触れ合うべき」/ 丸山茂徳・東京工業大学地球生命研究所(ELSI)特命教授―「我々は孤独なのかもしれません」/ 長沼毅・生物学者/広島大学大学院生物圏科学研究科教授―「凶暴性を持たない知的生命であることを期待します」/ 半田利弘・鹿児島大学大学院理工学研究科・理学部物理科学科教授―「銀河中心を横から見た姿を教えて欲しい」/ 山岸明彦・東京薬科大学生命科学部応用生命科学科教授―「ロボットになら、会えるかもしれません」/ 藤井友香・NASA Postdoctoral Program Fellow―「どこで見つかっても、おかしくはありません」/ 堀安範・自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター特任助教―「いるとすれば利己的で、その環境に適応できた生き物でしょう」/ 鳴沢真也・兵庫県立大学西はりま天文台天文科学研究員―「知的生命はレアだが、どこかには存在する」/ ピート・ハット・プリンストン高等研究所宇宙物理学教授―「なぜ生命という存在が、可能なのでしょう」/ 縣秀彦・自然科学研究機構国立天文台准教授―「食べなくても知的活動ができる生命が、いるかもしれません」/ 田村元秀・自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター長―「地球外生命はいると思います」/ 関根康人・東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻准教授―「どうやら、僕は知的生命体がいてほしいと思ってないようです」/ 矢野創・JAXA宇宙科学研究所学際科学研究系助教―「「誰」がいるかは、考えかた次第です」

【著者紹介】
佐藤勝彦 : 1945年、香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。日本学術振興会学術システム研究センター所長、東京大学名誉教授。理学博士。東京大学理学部長・大学院理学系研究科長、日本物理学会会長、大学共同利用機関法人自然科学研究機構長を歴任し現職。専攻は宇宙論・宇宙物理学。「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱、その功績は世界的に広く知られる

縣秀彦 : 自然科学研究機構国立天文台准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    何年か前にせんせーのご芳名は失念してしまったのですが「漸く科学の土俵でアストロバイオロジーを語れる様になって嬉しい」といった主旨のお話を聞きました。おおぉ、遂にですねー。って気になったのを思い出します。 立ち位置によって様々な見解があってそれぞれに意義深いです。 産声を上げてまもない学問。まだまだ乗船可能ですよー。

  • 陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙 さん

    装丁イラストのショートストーリーの愛らしいこと!姪っ子にこの本贈ろう。私も高校生の頃読みたかった。アストロバイオロジーについて、生命の定義の様々な研究者の見解にワクワクする。Europeやエンケラドス、火星。系外惑星とバイオマーカー。次世代望遠鏡。共通の内包言語、「生命の本質は情報である」に感銘。海洋の人の宇宙論はあったかく感じる。ハビタブルゾーン。果たして天の川銀河へ人類は広がりうる生命なのだろうかの問いに君は何を思う?私は自分の遺伝子情報と脳をAIに繋げてボイジャーみたいに深宇宙へ旅してみたい。

  • hippos さん

    科学者によっって「生命とは・文明とは・知的生物とは」何か答えに違いがあって、この問いが科学の問題なのか哲学問題なのか混然となっているのが面白い。 ぼく自身は、『「宇宙」を想像できる』ことが知的生物だと本書を読んで思いました。

  • G-dark さん

    「生命の定義は?」「地球生命はどこから来た?」「地球外知的生命体をどうすれば発見出来る?」「地球外知的生命体を見つけたらどうすべき?」「コミュニケーションしてみたい地球外知的生命体の姿は?」といった質問を、研究分野の異なる科学者18人に答えてもらう本。1人1人の見解が異なるので、読めば読むほど「こういう考え方もあるのか!」と目から鱗。冒頭で著者が話す「突然変異と自然選択による進化」の違いや、地球の生命は地球起源か宇宙由来かということや、「人類は天の川銀河に広がりうる生命か?」というテーマも興味深いです。

  • tolucky1962 さん

    人間の本来持っている謎の解決に職業として挑戦している人々の考え方。まず、生命とは知性とは何かという定義から始まる。地球生命と同じタイプのものとは限らない。逆に命とは知性とは何かが見えてくる。どうすれば見つかるか?確実な証拠を得るなら太陽系から探すべきだし、多くの可能性をつかもうとすれば、遠くの星から信号で間接的な証拠を捉えることになる。出会うために一番大事なのはドレイクの方程式最終項の文明の継続期間をできるだけ長くすることというのは確かなようだ。

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佐藤勝彦

日本学術振興会学術システム研究センター顧問、東京大学名誉教授、同大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(IPMU)客員上級研究員、明星大学理工学部客員教授。理学博士。1945年、香川県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。専門は、宇宙物理学、宇宙論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて

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