クレマンス・ガンディヨ

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数学はあなたのなかにある

クレマンス・ガンディヨ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309252810
ISBN 10 : 4309252818
フォーマット
出版社
発行年月
2013年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
85p;24

内容詳細

もし数学を複雑だというなら、それは人が複雑にできているからこそ。―著者クレマンス・ガンディヨの結論だ。数学には、人間が映っているという。たとえば計算ひとつとっても、それはそもそも自然の摂理のなかにあって、人は考えるまでもなく行っている。男と女の「足し算」は、ひとつの細胞を分割させる「割り算」をひきおこし、それが増えて「かけ算」となり、やがて小さなひとりの人間となって母から生まれ出るという「引き算」が行われる。本書は全編こんなふうに進んでいく。代数にも図形にも新たな光が当てられ、中高生たちをとまどわせる数学の概念も、シンプルなイラストとマンガの構成を使った短くユーモラスな章の数々で、子どもの遊びのような楽しさだ。

目次 : この本のはじまり/ 計算のはじまり/ 図形のはじまり/ 論理のはじまり/ 関数のはじまり/ 外接円のはじまり/ ベクトルのはじまり/ 複素数のはじまり

【著者紹介】
クレマンス・ガンディヨ : パリの国立高等装飾美術学校を卒業。専攻は舞台美術で、空間と映像を研究。2005年より、「レ・アトリエ・デュ・スペクタクル」に所属し、企画ごとに、作家、イラストレーター、制作、演出・監督、俳優を引き受けている

河野万里子 : 上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nbhd さん

    棒人間のスケッチが可愛らしい本。視覚的に数学を捉える楽しい試み。曰く『男と女の「足し算」は、ひとつの細胞を分割させる「割り算」をひきおこし、それが増えて「かけ算」となり、やがて小さなひとりの人間となって母から生まれ出るという「引き算」が行われる』(amazonによる本の紹介)。この紹介だと、数学は先天的なものではなくて、人間関係のなかでうまれる後天的なものだから、どっちかといえば「数学は”わたしとあなた”のなかにある」のほうが正しい気がする。個人的には「身体に数学の起源がある」と主張する本を読みたし。

  • nutts さん

    数学のフレームワークで人生をあらゆる角度から切り取ってみる、という大胆な試みを、素ん晴らしい絵コンテと赤と黒のみで彩色された絶妙かつ無駄のないイラストで綴っていく。等号を受胎と置き換えるセンスは秀逸。太刀打ちできないクリエイブって、ただただ、凄い。

  • 蓮 さん

    読んだというより眺める形になってしまいましたが、面白かったです。特に赤ちゃんが自分と世界を区別する所と関数の所が秀逸だと思いました。確かに数学は私たちの中にあるのかも。

  • yomihajime さん

     数学をイラストレーションで表現するという方法。フランス人の手によるものだが読んだり見たりするのが楽しくなる。見えないもの、法則、経済学の理論などイラストで表現するとどうなるのだろうか?いやそれだけでは面白く無い。アベノミクスをキュービズムで表現するとどうなんだ?三本の矢がそれぞれ違う方向に向いてるし、見えてるし。などと脳内映像の連鎖。青の時代から晩年の性愛にこだわったピカソの絵画手法を数学に置き換えるという逆の方法もあるし。モジュールで表すとどうなんだ。などととりとめなく。

  • kyawo さん

    なかなか面白かった!数学の話ではなくて、哲学書ですね。色々なことをかんがえながら読みました。

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クレマンス・ガンディヨ

パリの国立高等装飾美術学校を卒業。専攻は舞台美術で、空間と映像を研究。2005年より、「レ・アトリエ・デュ・スペクタクル」に所属し、企画ごとに、作家、イラストレーター、制作、演出・監督、俳優を引き受けている

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