傷の哲学、レヴィナス

村上靖彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309231389
ISBN 10 : 4309231381
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;19

内容詳細

傷つきやすいこと、傷つけてしまうこと、他者と生き延びること。ケアの現場と現象学とを結ぶ泰斗の原点にして、まったく新しいレヴィナス入門。

目次 : 第1章 レヴィナスの生涯と作品/ 第2章 外傷の哲学―レヴィナスの核/ 第3章 逆流する創造―初期の世界論と他者論/ 第4章 暴力批判論―第一の主著『全体性と無限』/ 第5章 後期思想『存在の彼方へ』/ 第6章 外傷としての主体から深淵の空虚へ/ 第7章 メシアニズムを捨てて―信仰なき宗教について/ 第8章 レヴィナスの歴史哲学/ 終章 死者の復活―回復論としての歴史/ 補章1 消えたアルベルティーヌ―メルロ=ポンティという鏡に映るレヴィナス/ 補章2 レヴィナスとすき間のない世界―貧困地域の子ども支援を例に

【著者紹介】
村上靖彦 : 1970年、東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授、感染症総合研究教育拠点CiDER兼任。専門は現象学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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