ピーター・フランコパン

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シルクロード全史 文明と欲望の十字路 下

ピーター・フランコパン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309228150
ISBN 10 : 4309228151
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
388p;20

内容詳細

道を征す者が世界を征す。中東を狙う列強、戦禍と悲劇を経て核心は再び東へと移動する。石油争奪戦、独ソ戦、冷戦、アメリカの台頭、湾岸戦争、テロ、アルカイダ―富と暴力をめぐる対立の歴史!

目次 : 帝国への道/ 危機への道/ 戦争への道/ 石油の道/ 妥協への道/ 小麦の道/ 大量虐殺への道/ 冷戦の道/ アメリカのシルクロード/ 超大国対立の道/ 破滅への道/ 悲劇への道

【著者紹介】
ピーター・フランコパン : 1971年ロンドン生まれ。オックスフォード大学ウースター・カレッジ歴史学教授、スタヴロス・ニアルコス財団ビザンツ研究センター所長。専門分野は地中海、ロシア、中東、中央アジアなどの歴史、またそれらの地におけるキリスト教とイラスム教の関係についても研究をおこなっている。古代ギリシア文学への造詣も深い

須川綾子 : 翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MUNEKAZ さん

    下巻は近現代へ。かつてシルクロード交易で栄えた地域の歩んだ(そして現在進行形で続いている)苦難の歴史が描かれる。イランやイラク、アフガニスタンを中心に、英露のグレートゲーム、二度の世界大戦、米ソ冷戦に翻弄された中東の政治史をおさらいするには良い内容。これが「シルクロード」なのという疑問はあるが、石油という新たな戦略物資を巡る大国の争いを、読みやすく描いていると思う。ただ中国の西域開発や中央アジア諸国の発展を、人権問題に触れずに手放しで称賛する態度には閉口する(ちなみに原書は2015年刊)。

  • 羊山羊 さん

    総評は、上巻おすすめ、下巻は他の本で事足りちゃう。と言った感じ。近現代史からは一気に話が中東にシフトする都合上、グローバル・ヒストリーとしてちょっと弱い。もっとシルクロードしてほしかった。 本著を読むと、中央アジア諸国がしょっちゅう紛争の火種になっているのは、それが東洋西洋の国際的な問題の主戦場に、否応なしになってしまうという事情があるからだとわかる。それが、シルクロードの過酷な現実なのだと気付かされる本だった。そして、この問題はこれから先の未来でも続くであろうという、将来への鋭い警句としても生きている。

  • やす さん

    近代から現代にかけての中東と欧米の歩みをけっこう細かく記した本。とても情報量が多く、手元において読み返したい本。やっぱり現代の混沌とした中東をもたらしたのは欧米だ。

  • 渓流 さん

    正しく、欲望の十字路であり、欲望の純化した文明の十字路であり、あったことを知らしめる著書。

  • toshibo さん

    帝国主義の時代にはイギリスが、大戦後はアメリカが、それぞれ石油欲しさに中東を支配しようとする。その無茶苦茶なやり方が丁寧に説明されている。しかし、石油だけでなく、天然ガス、レアメタルなどの資源も豊富な中東などのシルクロードにある、アジアの背骨と呼ばれる地域が急速に発展してきている。今後の世界の歴史を考える上で非常に重要な地域であることがよく分かる。

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ピーター・フランコパン

1971年ロンドン生まれ。オックスフォード大学ウースター・カレッジ歴史学教授、スタヴロス・ニアルコス財団ビザンツ研究センター所長。専門分野は地中海、ロシア、中東、中央アジアなどの歴史、またそれらの地におけるキリスト教とイラスム教の関係についても研究をおこなっている。古代ギリシア文学への造詣も深い

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