山の怪と民俗研究会

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山の怪異譚

山の怪と民俗研究会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309227153
ISBN 10 : 4309227155
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
192p;19

内容詳細

日本人は古来、山という他界を怖れ、おびえ、またそこに郷愁を感じてもいた。死と隣り合う岳人の神秘体験、作家の感性が出遭う実話怪異譚、民俗の古層の心意がよぶ魔の世界。究極の怪異アンソロジー。全25話。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    山に関する怪談アンソロジー。登山家から文人墨客、民俗学者まで広く収録されている上、それぞれの立場が良く出ていてそこに特に面白さを感じる。登山家の文を読んで山の稜線を吹き渡る風を感じるも良し、作家を読んで名文に震えあがるに良し、民俗学者で山に生きる人々の息吹を感じるも良しと全方位楽しめる出来。作家の作品は大半が既読だけど、「観画談」の文章の妙に感じたり新しい発見多し。怪談的に楽しめるのは作家の部分だけど、実際の山の体験が生きているのは登山家が一番だし、民俗学は妖怪が興味深い。山に行きたくなる一冊であった。

  • 澤水月 さん

    大杉栄周りを読んでいるので、共に甘粕に縊り殺された伊藤野枝が大杉に走る前、ダダイスト辻潤との間にもうけた辻まことの愉快な山話が本当に染みる。山の怪しい人らと相通じる一編、掌編ながら父母の血を感じさせる。綺堂、八雲、露伴、柳田ら手練れの文士の山のあやかし文芸いずれも甲乙付けがたいが芥川の1pと3行の随筆は山でも怪でもなく浮き過ぎかと。現代人パートは加門七海。こちらは同じ河出から出た『山の怪談』の数か月後刊行で基本は粒ぞろい

  • ヒロくま さん

    やっぱり山には何か居るのではと思わせる沢山の話が、体験談や事実として淡々と語られていたり、以前に読んだ山の怪談的な話とはまた違った面白さがあり楽しめた。

  • マコ さん

    小泉八雲の『常識』は狸に騙された僧のピンチを、猟師が「いやいや、普通に考えてさぁ…」で助ける話。西洋人らしい合理的な話でした。『木曽の旅人』なんか怪しい旅人だなと思ったら逃亡中の人殺しだった話。『ある短い冬の旅』山の中で世話してくれた相手が実は盗賊で、その話をしてくれた人も「山の者」だったというオチ。この二つは山にはいろんな人がいるね系ですな。折口信夫の『死者の書』の俤人の元ネタはブロッケン現象なのかもしれない。

  • 華形 満 さん

    出版は2017/11と新しいが、殆どが約40年以上も前の昭和初頭〜中期の作品のオムニバスで、流石に文章が時代を感じさせ、正直、表現が現代語とかなりの乖離があって読解に苦しむ作品も多々あった。だが小泉八雲の「常識」など”なるほど!”と頷いてしまう傑作もあり、加門七海作は流石の”加門ワールド”ここにありで面白かった。背筋の凍る様なホラーを期待する向きには合わないかもしれない。

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